ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのリスタイを使う

ボウリングで手首が後ろに曲がらないようにするためにリスタイという器具を使っている人も多い。中には、ボールを曲げるためにメカプロテクターというごっつい器具をつけて投げている人もいる。

最近、プロの大会では、これらの器具の使用が禁止になってしまったが、数年前までは女子プロはつけている人が多かった。

リスタイの効果

基本的には手首が返ってしまうことを防ぐ目的で利用する。手首の力がないとボールの重さに負けてリリース時に、手首が返ってしまい十分な回転がつけられない。

また、無理に投げていると手首を痛める危険がある。リスタイは、鉄板のプレートが手首を固定するように入っているので、ボールの重さに負けることがなく、安定したリリースができる。安定するし、手首の保護目的でつけるというのは、よいのではないかと思う。自分もほとんどの投球でつけて投げている。

リスタイの価格

1500円ぐらい。思ったより安いのではないだろうか。メカプロテクターは1万円以上する。ボールの回転を多くかけるようにカップリストを作りやすい構造になっているし、角度の調整などもできるようになっている。

リスタイをつける場合に気をつけること

よく言われているはボールのドリルをするときのスパンが変わってしまうということ。リスタイにも厚みがあるので、少し短めにする等が必要になる。

自分はあまり気にならないけど、普段長めにしている人は、スパンの変更が必要になるかもしれない。

また、投球時のボールのリリースが少し違った印象になるとも言われる。ボールに押し負けないので、ぎりぎりまで手首に負担がかかるようなリリースのクセがつく可能性がある。リスタイを外したときに、手首が折れてしまって上手く投げれないというようなこともありえる。

それと10ピンをストレートボールで投げてる人はリスタイがあると、ジャマになるので、10ピンのときだけ一番上のバンドを外して投げるという人もいる。

リスタイに向かない投球フォーム

いわゆるローダウンという投げ方は、リスタイをつけての投球はできない。手首を柔軟にスナップさせて回転をつけるので、リスタイがあると自由がきかない。ローダウンを練習しようとしている人は、つけない方がよい。