ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

スプリットを減らすには?

スプリットが出てしまうと、スペアはほぼ取れないので、なるべくスプリットを出さないようにゲームメイクしていくことがスコアアップでは重要となる。

現在の投球方法でスプリットが一定の数が出てしまっている場合、投球フォームから見直すことが必要かもしれない。そんな話を書いてみたい。

スプリットが出るケース

ポイントは、以下の2点である。

  • ボールに勢いがない
  • ポケットをやや外している

つまり、この逆ができていれば、スプリットを減らすことができる。2点目のポケットを正確につくように投球することは、コントロールの精度としてもオイル状態としても難しいので、1点目の対策について考えてみたい

ボールに勢いをつけるには?

以下の4つの方法になる。

  1. オイルを使って投げる
  2. ボールを重くする
  3. 球速をあげる
  4. 回転数をあげる

1はライン取りの話で、手前のオイルがない状態で投げると、手前でボールが失速してしまい勢いなくポケットに入ってしまい、スプリット率が高くなる。なので、オイルのあるラインを選択して、ポケットに入るコースを見つけて投げるというのが、一番、簡単な対策になる。

2はボールが重いほど、ピンアクションがよくなるので、最低14ポンド以上、可能であれば15ポンドを使うという方法になる。投げるときに重いには重いが、腕の力で投げているわけではないので、下半身をつかって振り子運動で投げることを身につければ、15ポンドでも投げられると思う。実際、女性でも15ポンドを使っている人は多い。15ポンドにすると、かなりスプリットは減ると思う。

3と4は、投球フォームを見直すという対策になるので、なかなかハードルが高い。また、対策を実施したとして、劇的に球速や回転数が増えるわけではないので、重いボールに変更した方が結果的には簡単ということにもなる。

球速をあげた効果の程度

実際のゲームで、いつもよりも球速をあげた投球をしたときと、比較してみた。速度的には、2km/hぐらい速度アップさせた。

結果は、数としては、ほぼ変わらなかった。これ残る?という残り方は減った印象があるが、速度をあげた結果、コントロールの精度が落ちてしまい、ポケットを外して真ん中付近にボールがいってしまうことがあり、それでスプリットになってしまった感じである。原因の2の方が今度は問題になる。

なので、速度を上げて、コントロールも正確であれば、減るが、それはそれで難しいという結論である。

まとめ

ボウリングでは、スコアを出すには、なるべくオープンフレーム(スペアミス)をなくすことが必要で、スプリットはほぼスペアが取れないので、出てしまうと、がっかりするし、そのゲームのやる気も失いがちである。

精神安定上もスプリットは減らしたいので、可能であれば、15ポンドのボールを使うということをオススメするという結論になる。

そんなことを書いている自分は14ポンドを投げているのであるが、最近、15ポンドにしようかなとも考え中である。