最近、リーグで投げたレーンコンディションが、今年のラウンドワンチャンピオンシップだったのだけど、これがまた難しかった。自分の球速と回転数だと、攻められるラインが見つからないのである。
レーンコンディションの特徴
４２フィートの長さなのだけど、中央部分のオイルが短く、バフで伸ばしている感じになっている。外は３枚目ぐらいまでオイルが入っていて、外に出すと壁を感じづらい。
自分の球速と回転数だと、外まであるオイルを活かそうと思って、５枚目ぐらいからまっすぐに投げても、ボールが曲がりすぎて裏までいってしまう。
外からちょい出しだと、戻りがあまく、内に入ってやや絞り気味に投げると、オイルに乗って抜けるという状況だった。
このレーンにあうボールは何なのか？
オイルの長さと量を見ると、ショートコンディションに近く感じるので、ソリッドのボールかハイブリッドのボールがあいそうではある。
リーグでは、パールのボールを投げていたのだけど、外から投げてもドライゾーンで鋭角に曲がってくるし、内から投げても出したいところまで届かないことも多く、ボールが暴れてしまっているという印象だった。
途中から最弱のカバーのパールのボールにして外からちょい出しで投げる作戦もやってみたのだけど、１０ピンがまったく飛ばなかった。
ショートコンディションは、フッキングポイントは外であわせるのがセオリーなので、急激に曲がらないけど、１０ピンが飛んでくれるぐらいのキレのあるハイブリッドのボールが一番あうような気がする。
また、このコンディションは一度、練習でも投げたことがあり、そのときは、３種類のボールで投げている。パール、ソリッド、ハイブリッドの順番で投げたのだけど、一番、スコアがよかったのが、パールのボールになる。このときは、カバーが弱い対称コアのパールだったので、中央のオイルの少ないところでも、球速を入れて外に出すことで、コントロールよく投げれば、ストライクがでるという状態だった。
リーグでは、カバーがもうちょっと強い非対称コアのパールを投げてみたのだけど、このボールだとダブルを出すのが精一杯だった。
まとめ
こういう難しいレーンだと、自分の球速と回転数を考えてボール選びをしないといけないところがあると思う。リーグで高スコアを出している人もちらほらいたのだけど、カバーが強いボールを投げていた。カバーがある程度強くても球速があれば、フッキングポイントまで出せるので、安定したスコアが出せるのだと思う。一方で、自分の場合、球速がさほどないので、途中でレーンに噛んでしまいロールアウトしかねないし、回転数がそこそこあるので、内に入っても、ちょうどよく進む強さのカバーのボールを選択しないと、刺さるか抜けるかという状態になってしまう。
オイルパターンが難しいレーンを攻略するのもボウリングの面白さなのだとは思うが、気持ちよく、ストライクを続けられないので、普段の練習で投げたいとはあまり思わない。
