ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

助走距離の変更と投球フォームの改善

最近、助走の距離を少し短くするように変更した。過去にプロにレッスンを受けたときにも指摘されていて、歩幅を少し狭くして、助走距離をもっと短くした方がよいということだった。もう1年以上前の話で、レッスンを受けた後に、少し短くしたのだけど、今回は、さらに30cmぐらい短くした。

助走距離を短くした理由

一言でいうと、より力を入れない投球フォームにしようという考えになる。これはもともと長すぎたことの反省でもある。長いといっても、アプローチの端っこに立つぐらい長いわけではなく、ファールラインから後ろ向きに普通に歩いてちょうど4歩半ぐらいのところだった。

この長さの助走距離を、自然に5歩助走すると、ぴったりなのだけど、ある時から助走の1歩目と2歩目の歩幅を狭くしていて、結果、自然に投げると30cm以上、余るという状況だった。それでも短くしなかったのは、球速をある程度、つけて投げようとすると、3歩目から割と勢いをつけるので、そこで歩幅も長くなり、最終的なスライドでスライドすると、ぴったりファールラインぐらいになるためになる。

つまり、助走で勢いをつけることを今回、辞めたという話になる。勢いがつく分、球速はあがるのだけど、その分、リリースのタイミングにばらつきが出てしまい、ミスが出てしまうためになる。常に、勢いをつけて投げていれば、ばらつかないのだけど、これはこれで、ある意味、力みのあるスイングになることを助長してしまう可能性も高いし、球速は、助走よりもスイングラインをまっすぐにして、体重移動のタイミングであわせた方が効果が高いことも体感としてわかってきた。

助走を短くして思うこと

これまでも助走距離を短くしたことはあるのだけど、立ったときの景色が違うことにやや違和感を感じる。アプローチのドットを見ながら立ち位置をあわせるのだけど、そのドットの位置も違うし、目線を上げると、いつもより、ピンが近く感じる。そして、勢いをつけてしまうと、ファールラインを超えてしまう可能性があるので、少し恐怖もある。ファールになるのは別に怖くないのだけど、スライドがレーンに入ってしまうと、オイルに滑って転倒してしまうことがあるからになる。

実際に数フレーム投げてみて、大丈夫だなと思ったらあとは普通に投げられるのだけど、スペアを取るときとかに、自然体で構えると、以前の立ち位置にいたりするので、おっとと思って、さらに1歩前に立つというのを何度かやってしまった。

助走距離を短くして楽だなと思うことは、手前からより転がしやすくなったように感じる。これは、無理にスライドして前方向に全身でボールを運んでいるわけではなく、スライドのステップが止まったところから腕がでてくると、ファールラインの真下ぐらいでリリースできるということだからだと思う。力みがないので、スーッとボールが転がっていく感覚になった。

まとめ

最近、構え方も変えたし、立ち位置も変えているのだけど、以前に比べると、スイングの修正がスコアに悪影響が出るということは感じない。普通、スイングを修正すると、今までのバランスと違ったり、テンポが違ったりして、新しいフォームに慣れるまで、スコアは低迷することが多い。今回、そうはならないのは、より自然な脱力したフォームに落ち着いてきたからなのかもしれないと思う。