週末、ボウリングの練習をしてて、同じ投げミスを何回かやってしまうということがあった。これは投球中にちゃんと考えて投げていないことが原因だと思う。今日は、投げているときに何を考えているかについて書いてみたいと思う。
投球中に考えていること
これはヒトによって違うと思うので、自分の場合という話になる。まず、考えるタイミングの話で、構えたとき、助走のとき、リリースのときの3つのタイミングで別々のことを考えている。
構えたとき
ボールを持って、アプローチに立った時に考えているのは、ボールをちゃんと体の右側で力まず持っているかという点と、どこを狙って投げるかの2点になる。目線は、狙うラインの延長上のスパットにある。
助走のとき
助走の歩き出しで考えていることは2つあって、1つはまっすぐ前に助走すること、2つ目は、助走速度をどのぐらいにするかになる。助走速度は、球速にも影響するし、ストライクになるラインと球速がわかっていれば、同じ速度になるように意識している。
リリースのとき
これも2パターンぐらいある。基本的には、狙うラインに向かってまっすぐにスイングすることになるのだけど、状況によって、以下の2つのどちらを意識して投げている。
- どのぐらいローテーションを入れるか
- ボールの押し出し具合
ローテーションは投球ごとに決めていて、それをリリースの直前に意識的に実行している。無意識で投げるとローテーションはあまり入れていないので、横回転を強くしたいときや縦回転で投げたいときに意識する感じになる。
ボールの押し出し具合は、手前のオイルが削られてしまっている場合など、少し強く押し出すことでボールの曲がり出しを遅くするときに意識する。
投げミスが起こるとき
投げミスが起こるのは、多くの場合、助走とスイングのタイミングがあっていない場合になる。これは、腕に力が入ってしまっているときなどに起こりやすい。そのため、構えたときにちゃんと力を抜いているかや、助走開始時に、力んでいないかが重要になる。
今回のボウリング練習でのミスは、リリースのときに狙うラインにまっすぐスイングできていないことに原因があったと思う。これは、構えたときに、ここを狙うと意識していても、リリースのフォロースルーの向きがそこにあってないというミスになる。リリースするときに、上半身の向きを狙う方向に向けないといけないのだけど、それを忘れて、ふわっと投げてしまい内ミスするということが2回ぐらいあった。助走スピードを少し上げていて、そっちに気を取られてしまったというのが原因の一つではあるのだけど、一連の投球動作のそれぞれのタイミングの意識も重要なのではないかと思う。
まとめ
ボウリングは上達してくると、基本的には何も考えないで投げられるという話も聞く。狙うラインだけは意識していると思うけど、それ以外は基本的には無意識ということになる。
ただ、無意識で投げてストライクが取れる状況のレーンだったらそれでいいのだけど、球速や、ローテーションの具合などは、いくつかの選択肢から決めて投げると思うので、やっぱり考えて投げることが多いのではないかと思う。