3連休の中日のボウリング場は、想像以上に混雑していた。天気もよいし、外出日和だと思うのだけど、なんとも予測し難い。そんな中、プロおすすめレーンに入って投げてみた。41フィートとちょっと短めのコンディションになる。
投げてみた印象
ハイブリッドの中間ぐらいのカバーの強さのボールで、20枚目ぐらいの立ち位置から外に転がしてみたところ、外のオイルも少ないようで、割と手前から反応して曲がってくる。
それでも薄めのポケットヒットになってしまったので、立ち位置を外に移動させながらアジャストしていくが、ボールを外に出して投げてもボールが跳ね返ってもどってくる感じではない。外にオイルがあるのか?と思いつつも、5枚より外に出しすぎないように投げると、いい感じに曲がって、ストライクになった。
どうやら5枚ぐらいから外のオイルが手前からずっと、ないようであった。外に出したときのボールの動きを見ていると、出し切ったところでボールが起き上がりきって縦回転になっている。つまり、パワーロスしてロールアウトしてしまっている状態で、薄めポケットになっている。
外にオイルがないときの攻め方
外にボールが出過ぎないように投げるということになるのだけど、自分の場合は、ねらうスパットの位置を5枚、内側にすることで対処した。通過するスパットの位置を決めて、あとは、ボールも曲がり幅に応じて、ちょうどよくポケットにいく立ち位置を見つけるという感じになる。
また、外にオイルがない状態だと、外から曲げて7番ピンをねらうのもちょっと工夫がいる。普通に立ち位置を外にして投げてしまうと、ボールの着床からボールが反応してコアが起き上がってしまい、7番ピンまで曲がっていってくれないのである。ややクロスで狙う方法もあるけど、自分の場合は、6枚目ぐらいに着床させて、スピードを落として大きく曲げるという方法でアジャストした。
ボール選択も重要
このレーンコンディションは中央のオイル量もそんなに多くないと思う。ゲームが進むごとにバックエンドの曲がりが足りなくなってきて、道中のパワーロスが感じられた。
さらに内に寄ったとしても、幅が狭い感じがしたので、5ゲーム目から、一番、カバーの弱いパールのボールに変更した。このボールだと、外から投げても手前からレーンに噛んでしまっている様子がなかった。7番ピンも外5枚に着床させても大丈夫だった。
ボール変更後に、アジャストできたラインは、最初のボールで、最初に見つけたストライクのラインと同じところだった。違うのは球速になる。パールのボールでカバーが弱いこともあり、同じように投げても球速が1〜2km/hぐらい速くなっていた。手前のパワーロスも最小限なので、バックエンドで曲がり幅も出て、たまたま同じラインであったのだと思う。
まとめ
この41フィートのコンディションは、パターン表をみると初級で星1個である。たぶん、あまり曲がり幅がでないヒトでも曲がるしポケットをつきやすいという意味でそのような表記なのだと思う。なんならカバーボールでも外から投げればポケットヒットできるぐらい曲がる。
一方で回転数がそこそこあったり、カバーの強いボールを使って投げると、かなり難しいレーンだと思う。ポケットに入れるだけであれば、簡単なのだけど、ボールがパワーロスしてしまうと、10番ピンが飛ばなかったり、薄めでスプリットリスクも高くなってしまうためになる。
投げていて気持ちのよいストライクが取りずらいので、たまに練習として投げてみるにはよいという感想になる。