ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの曲がりのキレとストライクの関係

ポケットにいい感じの入射角度でボールが行っていてもストライクになるときと、ならないときがある。これは自分の投球でも思うし、他のボウラーが投げているのを見ていても思う。簡単そうにストライクを出している上級者と何かが違う。この違いはボールの曲がりのキレなのかもしれないと思ってきた。

ストライクになるときのボールの動き

基本的には1−3の間、正確には1番ピンの右にボールがヒットして、その後、3番ピンにあたるところがポケットになる。このときボールは、1−3に当たったあとに、ぐいっと5番ピン方向に進み、8番ピンに当たる軌道が理想的と言われる。

少し時間を遡ると、1番ピンにあたっているときにボールは回転を維持しつつ、さらに左側に曲がろうとしている状態になっていることが理想ということになる。このボールの動きをしていると、3番ピンが6番ピンを10番ピン方向にきれいに飛ばしてくれる。

ボールの曲がりのキレはどう作る?

よくパールのボールで、走ってキレるボールという表現があり、選択するボールによって違いがあるかのように言われるが、そうでもない。ソリッドの対称コアのボールでもキレのある入射角度でポケットヒットはできる。

キレを生む要素は2つある。

  1. ドライゾーンまでパワーロスを最小限にスキッドさせる
  2. 回転数を上げる

2はリリースの技術でもあるので、なかなか難しいが、1は投球ラインとボール選択次第でなんとかなる。

リリースからポケットヒットまでのボールの動きは、以下の4つの段階がある。

  • スキッド:オイルの上をボールが回転しながらも滑って進んでいる
  • フック:ドライゾーンでボールがレーンに噛んで曲がり出す
  • ロール:持続的に曲がりながらポケットに進む
  • ロールアウト:曲がりがなくなりまっすぐに進む

ロールアウトする前にポケットにヒットしている状態が、キレのある状態になる。ロールアウトしていると、力のないボールになり、ポケットヒットしてもボールは左方向には進まず、5番に当たったあとに、右に押し戻される。

つまり、スキッド、フック、ロールを、レーンのオイル状態と使っているボールの特性にあわせて、最適なラインで投げて、ポケットヒット時に、キレがある状態を作れればストライク率はあがるということになる。

理屈でわかったとしても簡単な話ではない。スキッドだけを考えても、オイルをどの程度の長さで使うべきかや、どの程度のオイル量のところのラインを投げるかは、使っているボールと個人差(球速、回転数、回転軸)がある。縦回転ぎみであれば、手前からボールはレーンに噛もうとするので、オイルをある程度使う必要があるし、球速と回転数によっては、抜けてしまうかもしれない。

つまり、いろんなボールでラインを探って、自分にあうラインを見つける練習が大事ということになる。

まとめ

このキレがあるかないかで、ストライク率は20%程度ぐらいは、異なってくるように思う。自分の感覚では、普段の投球でストライク率が40%ぐらいだったとして、キレのある曲がりのラインとボール選択ができれば、60%ぐらいになる印象である。これは10ピンが飛ぶという違いもあれば、厚めでも4番ピン、7番ピンも残りづらくなる。

レーンの状態によっては、たまたま、このキレのある状態になることもあるのだけど、それを狙って投げられるようになると、もう一つ上のレベルになれるのかなと思う。