アメリカン方式で投げているときに左右のレーンのオイル状態がかなり違うということが、たまにある。通常は同じボールで、投げるラインや投げ方の変更で対応するのだけど、本日のボウリング練習では、それでは対応できないぐらい異なっていたので、ボールの使い分けをした。
レーンごとにボールの使い分けは難しい
自分としては、最後の手段としてボールの使い分けを考えている。理由はいくつかあるのだけど、ボールの動きのイメージを固定できないという理由が大きい。
このぐらい曲がるはずというのが、ボールを変えることで、ズレてしまうのである。１投目はいいとしても、スペアを取るときに、曲がり幅が読めていないと、イージーなピンであってもミスしてしまう可能性もあるし、２−８とかややシビアなスペアが難しくなる。
そんなわけで、アメリカンで左右のオイル状況が異なっていても、ボールは変えず、ラインや、球速などなんとかアジャストして対応したいと思っている。
ボールを変える判断
本日のレーン状況で、ボールを変えざるを得ないと思った判断ポイントは、片方のレーンが外からの攻め方でストライクがまったくとれなくなってしまったことがある。ボール選択もそうなのだけど、外から攻めるか、内から攻めるかも、基本的には統一したく思っていて、片方のレーンだけ内から攻めるというのは避けたい気持ちがある。これは再現性の問題で、左右で投げ方も変わってきてしまうので、できれば統一したいということである。
本日は、片方が外から攻めるには厳しい状況になり、対策として内に５枚以上入って投げたいと思って、それに合うボールにチェンジした。
ボールを変えたので、外からでも攻められるレーンの方も内に寄って、変更したボールを投げてみた。ところがこっちは、内のオイル状態が結構、削られていて、難しく感じられた。
仕方がなく、片方はボール変更して内から投げ、もう一方は、もとのボールのままで外から投げるという選択になった。
その後のゲーム状況
ボールチェンジ後に、どのぐらい内によるとストライクになるのかというのを探っていたら、結局、外から投げていたラインよりも、１０枚ぐらい内の立ち位置になった。これはボール変更しないとなんともならないぐらい内になっている。
最終的に、この状態でがんばって投げて、６個ストライクを続けることができた。レーンごとでみると３個ストライクを続けられているので、違うボール、違うライン、違う投げ方としては、上出来の結果である。
まとめ
アメリカン方式でやっていると、大会とかでも左右のオイル状態がまったく違うと感じることはある。大会によっては、オイルメンテナンス直後にやるとも限らないので、前に投げていたヒトのレーンの荒らされ方に依存してしまうからなのだけど、こういうレーンにあたってしまうと、高スコアを出すのはかなり難しい。
１つのレーンの対策だけでも結構、考えて対応しているので、それが２個になると倍、考えないといけないし、その状態から同じレーンに入っている他のヒトがさらにレーンを変化させていくので、どんどん難しくなってしまう。今日は、結果的に、その対応のための練習になったという状況ではあるが、なかなか思うようにはいかないので、やっぱり、ボールを変更するのは大変だなぁという感想である。
