少し前にお気に入りのパールの非対称コアのボールがヘタってきて、似たスペックのボールがほしいなと探していた。ハイブリッドのカバーではあるが、非対称コアのボールを購入してみたので、週末に投げてみた。ここのところ、対称コアのボールばかり投げていたので、久しぶりの非対称コアのボールで結構、戸惑いが大きいので、そんな話を書いてみたい。
非対称コアのボールの特性とライン
基本的にはオイルを使いつつ、直線的にドライゾーンのフッキングポイントに向けて投げるイメージになる。ボールは、パワーロスが最小限であるのでドライゾーンで鋭角にキレるように曲がる。非対称のコアなので、ぐいっと向きが変わるような感じになる。
コアの形状やカバーによって、このキレぐあいが違うので、どの程度のオイルを使うかとか、どこまで外に出すかが変わってくるので、とりあえず投げてみて、幅のあるラインを見つけたいと思って、投げていた。
実際に投球してみた感じ
カバーがハイブリッドで、適正コンディションがミディアムからミディアムヘビーということもあり、普段投げているボールと比較すると、かなり、強いという感じがした。オイルがしっかり入っているところを通していかないと、途中でパワーロスが起こり、曲がりが十分に出ない。
一方で、そこそこオイルを使いつつ、１０枚目ぐらいでフッキングさせると今度は曲がり過ぎて、スプリットになる。ちょうどよいラインを探しつつ立ち位置を調整するも、幅がほとんどなく、正確にそのラインに投げないとストライクが出せない。
外から球速を入れて投げてもみたのだけど、手前でレーンにボールが噛んでしまい、ロールアウトぎみになる。そんなにカバーが強いのか？と疑問に思いつつも、困ったなと感じである。
対策として考えていること
オイル量が多い、もしくはロングのコンディションだともう少し投げやすそうではあるのだけど、普段練習しているのはハウスコンディションなので、そこで使いたい。
ボールのカタログとか、メーカのボール特性の動画を見ていると、どうやら、自分ぐらいの回転数だと、もっと外でフッキングさせた方がよさそうということに気づいた。普段は、１０枚目ぐらいでフッキングさせていることが多いので、その辺りを中心に立ち位置でアジャストしていたのだけど、このボールの特性からすると、５枚目、もしくはさらに外でフッキングさせた方がよさそうである。
デルタRG値もそんなに高くないので、曲がり幅は大きくはないのだけど、コアの非対称ぐあいとカバーの強さによるのだと思う。
まとめ
ボウラーによっては非対称コアのボールは苦手というヒトもいると聞く。キレのある曲がりがでるので、ストライク率は高くなる傾向なのだけど、ボールが暴れるとか、ちょっとのコントロールミスでスプリットになる確率が高くなるとかが理由だと思う。
自分もどちらかというと対称コアのボールの方が投げやすいと感じるのだけど、ゲーム数が進んで内に入って投げる場合に、オイルを使いつつも曲がりがほしいときには、非対称コアのボールが重宝するという印象もある。
一応、対策も考えたので、次回の練習のときには、５枚目ぐらいでフッキングさせてみたらどうなのかというのを試してみたいと思う。
