少し前に使っていたボールをひっぱり出して投げてみると、思ったより使えたので、今週末のボウリング練習でも引き続き投球してきた。走りと曲がりは問題ないのだけど、どうもフィンガーグリップがゆるい。投げられないほどではないのだけど、フィンガーのかかりが悪いだろうなと思ったので、久しぶりにフィンガーグリップ交換をした。
フィンガーグリップの寿命と種類
使う頻度によると思うのだけど、感覚的には1年ぐらいが交換時期なのかなと思う。自分はVISEのクリアのスタンダードなグリップを使っている。最初は、チップタイプを使っていたのだど、あるとき、試しにひっくり返してセミタイプにしてみたら、フィンガーのかかりもよく、投げた感触もよかったので、それ以来ずっと、セミタイプの方を使っている。
セミタイプは第一関節付近にぽこっと山がある。使いこんでいくと、この山がすり減ってくるのですぐわかると思いきや、山はずっとあるので、減ったのかは正直よくわからない。チップタイプだとさらに減り具合がわかりづらい。
新しいボールがあると、比べるとフィンガーの狭さが違うので、ああ、寿命かもとわかるという感じである。それと、素材的にゴムなので、耐久寿命もあると思っていて、同じ感触を大事にするなら半年ぐらいがベストなのかなと思う。
フィンガーグリップの交換
あるときから新しいボールを購入したときには、自分でグリップを入れるようにしている。セミタイプを使っていると、山があるので、親指を入れて、フィンガーを入れたときにちょうど指の腹の位置にぴったりあわせたかったというのが理由になる。多少ずれていても特に気にはならないのだけど、つける手間もそんなに大変でもないので、そうしている。
フィンガーグリップを外すことが、ちょっと面倒だし、道具がいる。ボウリング用品に、グリップリムーバーとかの名前で、フィンガーの外径にあわせた金属の歯がついている道具がある。これをグリグリとフィンガーのホールに差し込んでくるっと回すと、接着面が剥がれてとれるというものになる。
ゴムがちぎれて中に張り付いてしまったりもするので、マイナスドライバーとかで削り落としてホール内をキレイにしてから、新しいグリップをつける。
自分は、そんなに手際がよくないので、なんだかんだで10分ぐらいかかっていると思う。
昔、センターで交換を頼んだら1200円ぐらいしたので、自分でやった方がお得だと思う。フィンガーグリップは10個セットとかで購入しておけば、1個250円ぐらいである。
まとめ
フィンガーグリップを交換しないとどうなるかであるが、曲がりが十分にでない、もしくはコントロールにも影響する可能性があると思う。ボールはリリースしたあとに、フィンガーにかかっている時間で回転数が変わってくる。つまり、ひっかりがしっかりしていた方が回転がかかり、よく曲がる。
曲がりが弱くなったと思うことがあったら、フィンガーグリップの寿命の可能性もあるのではないかと思う。