ストライクがなかなか出ない状況の中で、レーンに対応するために投球ラインを変えるのだけど、なかなか正解がわからないときがある。もしかすると、使っているボールでの正解がないのかもしれない。そんな話を書いてみたい。
ストライクが出ない状況で考えること
投げていてうーんと考えてしまう状況としては、１０ピンが飛ばない。アジャストしてみたら今度は７番ピンが残るというような状況になる。
１０ピンが飛ばない理由は、いくつかあるが、よくあるのは手前のオイルがなくなってきていて、ボールがレーンに噛んだ結果、パワーロスがあり、ドライゾーンで曲がる元気がないという状況になる。
この場合、立ち位置を内に変更してオイルのあるところを使ったラインで、ボールを走らせれば、しっかり曲がりも出るだろうと考える。
アジャストしたつもりが上手くいかない状況
内から同じフッキングポイントに出しても、曲がりが十分でないという状況もよくある。もどってきたボールを見てみると、ローリングトラックにオイルもついていて、オイルは使えていそうである。ボールの軌道を見ていても手前で喰われて起き上がっている状況でもなさそうである。
このときは、フッキングポイントで、キャリーダウンが発生していているのかな？と思う。もしくは内から投げて戻すことに必要な回転数がないのかと思う。
このときの対策で考えることは以下の２つになる。
- 手前から外に出したら戻ってくるのではないか？
- ねらうスパットを左に変えて、やや絞ったラインにした方がいいのか？
１は手間から外のオイルのないところにボールを出すことになるので、パワーロスがでる可能性もあるし、立ち位置を内にしているほど、大きく曲げないとポケットまでボールが戻ってこない。
２は道中からじわじわ曲がっていき、結果、曲がりすぎるという可能性もある。
どっちが正解なのかなと思いつつ、両方を試していることが多いのだけど、あまり上手くいっていないというのが現状の自分の実力になる。
まとめ
同じボールで立ち位置とラインでうまくアジャストできない場合、結局、ボール変更をしている。先の例だと、２のラインで投げるのであれば、非対称コアのボールに変更するという対処が多い。そしてボールのカバーの強さによっては、立ち位置も、５枚ぐらい一気に内に入るというようなことをする。
１のラインであるなら、カバーの弱いボールにして立ち位置を外に変更して投げる。
アジャストのセオリーとしてはボールチェンジでもよいような気もしているのだけど、本当にあわせられるラインがないのかや、投げ方の工夫でなんとかならないのかという疑問は残っている。
