ボウリングをやっていると親指が太くなってくる。たぶん、サムホールから親指が抜けるときにどうしても擦れてしまうからだと思う。しばらくボウリングをやらない期間があると細くなってきたりもするが、それでも左手と比べるとふた回りぐらいは大きくなっているように思う。
サムホールの調整との関係
ボウリングをやり始めたばかりの頃と比較するとどうしても太くなってくるので、サムホールのサイズも変えていく必要がある。そうしないと、横幅が狭くなってしまい抜けも悪くなるだろうし、親指に必要以上に擦れてしまい腫れてしまう原因にもなる。
自分の場合、最初にホール調整したときと比較すると、2サイズはアップしている。
親指のケガ
親指がスムーズに抜けていない、もしくはリリースが早すぎる(オーバーターン)などが原因で親指の側面にタコができたり擦れて痛いという症状がでてくることがある。
また、スパンがあっていない場合にも抜けずらさや、逆に落ちそうになるとかで握ってしまい、親指の付け根にタコができやすいなどもある。
もし、親指が痛いという症状があるようだと、以下の4点をチェックした方がよい。
- 親指の側面のサムホールのサイズは適切か
- サムホールがゆるすぎて中で握っていないか
- リリース時に脇を締めた投球ができているか(オーバーターンの防止)
- スパンは適切か
1はゆるすぎてもキツすぎてもいけないと言われているので、微妙ではあるのだけど、自分の感覚としては、親指の前後は、テープ調整で割とキツくすることができるので、側面は、余裕がある状態(スッとひっかかりがなく抜き差しができる状態)がよいと思う。
2はインサートテープで調整となるのだけど、この調整具合も人によって違う印象がある。そのため、テープの種類も多くあり、どのテープを使って、どのぐらいの締め付け具合がいいかは、いろいろと試して自分にあう状態を見つけるという工夫がいる。自分の場合は、サムホール内も三角刀で削ってやや傾斜をつけていたりするし、親指の腹側にも1枚だけ滑りすぎないようにインサートテープを貼ったりして工夫している。
3、4はなかなか自分で判断することが難しい。親指の付け根にタコができていても、単にベベル取りが不十分という可能性もある。これは、プロに投球を見てもらって、フォームの修正が必要かどうかや、ドリルレイアウトの調整をした方がよいか相談してみるという対処にならざるをえないかなと思う。
まとめ
上手なプロとかは、親指が大きくならないのか?という疑問も持っていたのだけど、センターのプロに聞いてみたら、結構、太くて、これはもう仕方がないと言っていた。
そしてボウリングをまあまあ本格的にやりはじめて、週2回ぐらいは投げているという状態でも、2、3年はまだ太くなるの?という感じだった。さすがに最近はこれ以上、太くならないなという状態まできたのだけど、それでも連投したりすると、腫れがでてしまうこともある。
そう考えてみると、このセッティングが一番自分にあうなとわかったのは初めてから5年目ぐらいだったかもしれない。