まあまあカバーが強いと感じていたパールのボールがあったのだけど、めっきり曲がらなくなってしまった。ぼちぼちオイル抜きが必要なのか?と思いつつも、オイルリムーバーでメンテナンスしつつ、先日のリーグで投げてみた。
投げてみた結果
練習投球ではまあまあ曲がっていたし、なんとかなるかなと思ってゲームに突入したのだけど、結果は散々だった。曲がりが足りないだけであれば、立ち位置を外にしてオイルのないところを使って曲がり幅を出せばいいと思っていたのだけど、そんな単純な話ではなかった。
投げていて、これは問題と思ったのは、以下の3点になる。
- オイルを伸ばしてしまう
- 外を使うと手前でパワーロスする
- 曲がり方が安定しない
1のために、ボールがやや進みすぎてさらにキレが足りないので、10ピンが飛ばない。そして2、3のために、スプリットが多数でてしまうという結果になった。
オイル抜きが必要なボールの動き
投げていて一番感じるのが、グリップ力の低下になる。一方でもともとのカバーの強さなのかパワーロスだけはしている感じだった。曲がってほしいところで曲がらずに抜けていくということも何回かあった。これは、ちょうどその部分のオイルを伸ばしてしまったことが影響しているのだけど、その程度のキャリーダウンでも通常のボールであれば曲がるはずと思う。
それでも外のオイルのないところに投げると、しっかりと曲がってきたりもする。ボールの表面のオイルの拭き取り具合なのか、なんなのか、曲がったりするときもあるのである。
これがとても投げづらく、本来であれば、オイルを使いながら外に出したいのだけど、オイルを使うと、曲がらないので、ラインをいろいろと変更していたのだけど、なんともならなかった。
まとめ
オイルを吸ってしまったボールで投げ続けていても、本来投げるべきラインで投げられないので、上達しないという話でもある。前回のゲームで投げたときに、これはオイル抜きをしないとダメかもとは思っていたのだけど、オイルリムーバーぐらいではやっぱりダメだった。そして、ラインで調整すればなんとかなるかとも思って試してみたけど、それもダメで、やめた方がいいと強く思った。
このボールは、オイル抜きに出してきたのだけど、どこまで曲がりが復活してくれるかはちょっと不安でもある。それと、上級者になってくると、2、3投で、あれ?と気づく。別のボールで投げてみて比較すると、やっぱりオイル抜きしないとダメそうということが確信に変わる。
ボールは消耗品なのだけど、もう少し長い期間、使えるといいのになと思う。このボールはたまに投げているという頻度で半年ぐらいだった。