ボウリングの練習で、ちょっとだけフォームを変えて投げるということをときどきやっている。何が正解なのかわからないというのもあるし、レーンのオイル状態によって投げ方そのものを変えてしまうのもありなのかなと思って試している。
投げ方の変更による影響
いろいろな投げ方をしていると、球速と回転(回転数、軸の向き)が変わるという感覚がある。何が変わっているかは目視ではほとんどわからないのだけど、球速表示やドライゾーンの曲がり方の違いから、あっ、やっぱり違うなとわかったりはする。
また、たぶん、他の人から見たら、フォームが変わっていることもほとんど気づかないのではないかと思う。
それぐらい微妙な違いでしかない。
投げ方の変更(その1)
その1としてやっているのは、少しバックスイングの高さを高くするという変更になる。これは、たぶん5cmぐらいしか変わっていないような気もするのだけど、面白いことに、球速が1km/hぐらい上がったりする。位置エネルギーが大きいところからボールが落下してくるためだと思うけど、ちょっとの違いで結構、球速が異なることにびっくりする。
また、バックスイングをちょっと高くすると、リリースのときのリストアクションの負担も高いような気がする。ボールの落下にあわせてフィンガーにかかって回転数を出す形になるので、フィンガーへの負担が高くなり、結果、回転数も多くなっているような気がする。ただ、ボールの落下時に、割とドンっと落ちしてしまう印象もあり、手前から回転しているというよりは、やや押し出し気味になり、スキッドがでるようなボールの動きになっている。
投げ方の変更(その2)
スライドのステップの距離を伸ばすという変更になる。自分は5歩助走なのだけど、4歩目で割と強く踏み切って5歩目のスライドを長くするという変更になる。この変更も球速はやっぱり1km/hぐらいあがる。踏み込みで速度があがっている状態で体重移動しつつボールをリリースするので、勢いがついているからだと思う。
そして、このパターンが一番回転数もアップする。たぶん、その1と同じでボールの落下速度が大きいことがあり、さらに、スライドを長くとっている分、ボールにフィンガーがかかっている時間が長くなるためだと思う。
この投げ方がベストなのではないかとも思うが、結構、疲れるというデメリットがある。笑
まとめ
投げ方の変更をいろいろ試してはいるのだけど、最近はほとんどアベレージへの影響がない。昔は、フォーム変更すると、アベレージが20ぐらい下がってしまうことも多かったのだけど、基本部分を変えていないからなのかなと思う。
それと、コントロールの精度が一番高い投げ方がデフォルトの投げ方になる。球速がでないけど、オイルがあれば、一番安定するという状態になっている。そして、10ピンカバーは、常に投げ方2でやっている。腕の出す角度がいつも一緒なので、球速がでる投げ方が一番カバー率が高いというのは経験的にわかったことになる。