リーグで投げていると、いろんな気づきがあるのだけど、先日、投げていたときに、人によってストライクを出すということへの意識の違いがあるように感じた。
今日はそんな話を書いてみたい。
ストライクを出す意識
自分が1投目に投げるときに、一番意識するのは、ストライクになるラインとボールは何か?という点になる。普通、みんなそうだという話だとは思うけど、その意識の程度に差があるように感じた。
理想的なストライクのラインは、オイルをちゃんと使ってボールをスキッドさせ、ドライゾーンでしっかり曲がって、入射角度を十分に出して、ポケットヒットさせることになる。このときに、ラインの幅がある方がよいし、ボールが安定して進んで曲がる程度のカバーの強さであることも重要な要素になる。
1投目で、ラインが見つかって、ポケットを確実についていけば、ピンが残ったとしても、1、2本だし、スプリットになることもほぼない。1ゲームで5個以上はストライクを出せるようにしたいというのが、自分の基本的な考え方になる。
ストライクの意識の違い
もしかすると、意識の違いではなく、技術の違いなのかもしれないのだけど、リーグで投げている投球を見ていると、以下のような点で、ストライクを出す意識の違いを感じた。
- ボールは1個で勝負
- ポケットへのラインアジャストが適当
- ストライクは運の要素が多い
はじめたばかりの人ではなく何年も場合によっては何十年もやっている人が多いのだけど、割と、適当にやっている感じである。リーグは楽しく投げられればいいという割り切りなのかもしれない。
ストライクが出たらラッキーという感覚でなんとなく、この辺にというねらいで投げているように見える。(実際に聞いたわけではないので、考えてやっている可能性もある)
一番、気になるのは、2点目に書いた「ポケットへのラインアジャストが適当」という部分になる。右から投げて曲がりすぎたら、真ん中辺から投げるとか、やや外に出してみるがスプリットになり、だったらということでスピードを入れて投げてみるとかである。
この状態で投げていると、ストライクを連続して出すことはかなり難しい。また、ポケットを確実にヒットできてないことから、難しい残りピンになることも多く、スペアも取りにくいということで、スコアが伸びない。
まとめ
ストライクを出すために、今の何が問題で、次に何を試すのか?という部分は、一定の戦略があるように思う。第一歩は、今の何が問題なのか?という分析で、オイルが使えてないのか、回転が悪かったのか、手前から出した方がよかったのか、出しすぎなのかなどになる。
ここが分析できれば、次に何をするかは、自ずと決まってきて、適当さは感じないと思う。実際、上級者の投球を見ていると、立ち位置を変えたり、ラインを変えたときに、その前の投球から続けて見ているだけでも何を考えたのかがわかることが多い。
ストライクにこだわると上達もはやいと思うという話でもある。