ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

投げやすい角度があるのはどうして?

GW中、ほぼ毎日、ボウリング練習をやっている。本日は結構空いていて13ゲームも投げてしまった。後半になってきて内に寄って投げていたのだけど、しっかりと力がボールに伝わって、いい回転をする角度があるなぁと思いながら練習していた。そして、ふと、なんでだろうということを考えてみた。

投げやすい角度

例えば、20枚目の立ち位置から、15枚目、10枚目と狙うスパットの位置を変えたときに、この角度は投げやすいと感じる角度がある。自分の場合は、15枚目の方が投げやすく感じる。角度が狭い方が投げやすいもののような気もするが、単にコントロールよく投げられるかという点だけでなく、しっかりとボールに力が伝わって、回転もしっかりかかる。たぶん、この投げやすく感じる角度というのは、誰にでもあるように思う。この角度だと、コントロールよく投げられるので、ストライク率も高いので、ストライクのラインがここに重なったときは、高スコアが出せる可能性が高い。

投げやすい角度が発生する理由

スイングする方向は、基本的には上半身の向きで調整していて、両肩が投げたい方向に対して真横になる。スイングは常に上半身の真横で前後に振られている。ここで、下半身は、基本的にはまっすぐ前を向いていて、スライドも真っ直ぐにスライドしている。つまり上半身がねじれている状態でスイングしていることになる。

スイングラインは、体の重心に近いところを通過することが理想なので、体がねずれが大きい(つまり外への出し幅が大きい)ときに、より手が体の内側に入る感じになる。それが投げやすいかに影響しているように思う。

手のひら(理想的には人差し指の付け根)でボールを押すことが必要なのだけど、手のひらが体の内側に入ればはいるほど、手首を外側にひねらないとボールをまっすぐに押せないと思う。それがボールにしっかり力を加えることを難しくしているのではないかと思う。コントロールよく投げるだけであれば、腕の振り子の向きを変えるだけで、リリースタイミングさえ注意すれば、投げられるのだけど、回転軸の向きや力の伝え方を考えると、手首をだんだんとひねりを強くすると、ここから先は、難しいというのが出てくるのではないかと思う。

まとめ

単純に考えると、下半身も外に向けてしまうという手もなくはないように思う。その分を計算に入れて、立ち位置を決めないといけないのだけど、最後のスライドをやや斜めに外向きにしてしまえば、もう少し投げやすい角度は増えそうにも思う。一般に、外に出すときには横回転を強めに入れることが多いので、まっすぐ板目に沿ってなげるように斜めに投げても、十分な曲がり幅はでない可能性が高いけど、ドライゾーンでしっかりキレるボールを使っているような場合には、やってみてもよいかなと思った。