ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

リリース時の手首の意識

ボウリングで一番難しいのが、このリリースの話なのではないかと思う。最近、ボウリングの練習をやっていて、リリースで意識していることなどを書いてみたいと思う。

このリリースの動作は、Youtubeとかで見ていても、速すぎて手首の動きが見えないし、自分で投げているところのリリースの瞬間も動画にとってるわけでもないので、感覚として思うことになる。

まっすぐに投げるときのリリース

例えば10枚目で板目に沿ってまっすぐに投げるというような場合の話になる。このまっすぐに投げるという場合には、特にリリースを意識して投げている。

具体的には、ボールが離れる直前に、しっかりと手首をまっすぐに起こすということと、親指の向きが時計の10時〜11時ぐらいの位置で、ボールを落とすということになる。

自分でも不思議なのであるが、まっすぐにスイングするのは、簡単なように思うが、実は、外に出すというような軌道のボールの方がリリースだけを見ると簡単に感じる。

まっすぐに投げる場合には、リリースの瞬間に意識して、手首の角度をつけているということになる。これが弱いと縦回転強めになり、曲がらなかったり、手首を強く回転させすぎると内ミスがありえるという状況で、毎回、同じ角度に手首をつくって投げることを意識しないとコントロールや回転軸がそろわない印象がある。

外に出すときのリリース

例えば、20枚目の立ち位置から、10枚目までボールを出すというような右に角度をつけて投げる場合の話になる。この場合、スイングの向きが右に角度がついているので、ボールが自然と、体の内側から外側に移動してくる形になり、結果として、手首の向き(そして親指のむき)が、理想的な角度に自然になる。

つまり、リリースする前後で、無理に手首を意識して角度をつけることはしていない。ただ、手首がボールの重さに負けて返ってしまうと曲がらないので、そこだけは、常に意識していてまっすぐに起こしている。そうは言ってもリスタイをつけて投げているので、あまり意識しなくても手首はまっすぐに起きている状態である。

外に出すときのリリースで、変化をつけているのは、右肩をどれだけ落として投げるかという部分がある。これは、手前からしっかり転がさないと、ストライクにならない場合などに意識していることで、着床点をなるべく手前にして、かつ、ドンっと落とさないようにリリースするという感じになる。

このリリースは、一般的には、常にやった方がいいと言われているのだけど、自分的には、普通にスイングすると、ややボールの着床点が前になってしまうので、その投げ方の方が安定していて、レーン変化などでもっと曲がりがほしい場合のときだけやっている。

まとめ

リリースする瞬間(前後)は、一連の動作の中では一瞬のでき事なので、そこでどんな手首の動きがあるのかなどは、意識することも難しいと思う。理想的には自然にスイングすると、理想的なリリースになるように、腕や肩、手首の形をつくるということになると思う。

現状、自分だと外に出すのは、まあまあ意識しないでもできるけど、まっすぐは意識しないと投げれないというようなレベルにいる。一度、両方のリリースの動画を撮影して自分でも何がどう違っているか確認してみようと思う。