ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングが上達する練習のやり方

ボウリングが上達するには、練習方法から考えた方がよい。ゲーム数を多くやれば上達するものでもないし、少なすぎても身につかない。自分が経験してきて、こういう練習であれば、上達するという方法を紹介する。

練習の頻度

理想的なのは、週に2,3回だと思う。1回あたりのゲーム数は6〜8ゲームぐらい。

はじめてまもないときは、力が入ったりして疲れてしまうと思うので、3,4ゲームでもよい。

ボウリングは、毎回、同じフォームで安定して投げるという運動になるので、体にスイングを覚えさせることが必要になる。

そのため、あまり期間をあけてしまうと、なかなか身につかない。自分もブランクが1ヶ月とかあるとフォームをとりもどすまで、1,2ヶ月かかってしまう。

最低でも週に1回はやった方がよい。

ゲーム数は、疲れない程度がよい。最初の1ゲーム目は、準備運動的にゆっくりと投げる。2ゲーム目から練習テーマにそって投球する。あわせて、ストライクコースを探って、立ち位置なども修正する。3ゲーム目からスコアを意識して投げる。スペアをミスしたり、思ったとおりのところに投げれないとかあったときに、なぜなのか考えたり、ビデオで自分の投球をチェックして、4、5、6ゲーム目と投げる。どこかでいいスコアがでれば、その日はそれで終了。という感じ。

練習のテーマ

上達するためには、毎回、練習のテーマを1つ決めて取り組むのがよい。2つとか欲張るとなかなか身につかない。また、テーマを決めて練習するときには、スコアは二の次にして気にしないようにする。スコアを気にすると、スイングが乱れてしまう。スイングが安定すれば、スコアは確実に上がるので、練習は練習に集中する。

最初は、まっすぐ投げる練習。狙ったところ(2番スパット)にまっすぐ投げられるようになるまで繰り返し練習。

次は、フックボールの練習。ボールの回転軸を意識して転がして曲がりが自分の納得のいくところまで練習。

合間合間にスペアの練習。どこからどの方向に投げると、スペアが取りやすいのか、頭に入れて、そのイメージを再現するように練習する。

レーンのオイル状態によって、毎回、同じところから同じように投げたとしていも、同じピンのところにボールがいくとは限らないので、その日のレーンコンディションにあわせて、立ち位置を修正する必要があることが注意点のひとつ。

こないだは、この立ち位置で、あそこを狙ってスペアがとれたにと思っても、自分の投球のせいではなく、レーンのオイル状態の影響の方が大きい。

毎回、同じテーマでやってても上達しないので、ある程度、できるようになった次のテーマに取り組む。だいたい2,3回ぐらいが同じテーマの練習かと思う。次のテーマの見つけ方は、YouTubeでボウリング動画をみることが一番手軽でよいと思う。いろんなコツを動画でプロが説明しているので、それを順番にやってみる。

うまくできたことはメモしておく

ボウリングをしていると、今日は調子がよかったとか、今日はスプリットが多くでてしまったとか、日々、スコアもばらつく。

投球にもバラツキがあり、ボールがよく曲がったとか、ねらったところにいかなかったとか、いろいろでてくる。

考えながら投球していると、試したことがうまくできるときがある。例えば、リリースのときの手首の向きと力の入れ方だったり、助走での足運びとボールのテイクバックからリリースまでのタイミングだったり。

試したことがうまくできたことは、しっかりメモをしておく。上達のためには、この試してみるということの積み重ねで、毎回1テーマを決めて、5テーマできたら、また最初にもどってそれぞれのテーマを練習していると、スパイラルに、投球が安定し、スコアもアップする。

メモをしておく理由は、1周して同じテーマにもどってきたときに、どういうところに気をつけたらできたのか思い出すためである。また、スランプになったときに、そのメモを見返すと、調子を取り戻すことができる。

無意識にやっていると、1ヶ月ぐらいブランクがあって何がポイントなのか体が忘れてしまったときに、またゼロスタートになってしまう。このうまくいったときの感覚は、自分で言葉にしておくことがよい。自分の感覚は、自分でしか言葉にできない。