ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングの練習後に振り返りをした方が上達すると思う

ボウリングの練習や、大会などの参加後に、スコアシートをプリントしてもらい、後で振り返った方が上達するのではないかという話を書いてみたいと思う。

振り返りが重要なわけ

振り返りの中で、上達に向けて重要だと思う観点としては、以下があると思う。

  • ゲームごとに自分の課題を把握する
  • 複数ゲームの経過での課題を把握する
  • 別の攻め方がなかったのかを考える

例えば、1点目でいうと、投げているときには、あまり意識してないこととして、残りピンの状態を見てみるというのがある。7番ピンまわりが多く残っているのであれば、厚めにポケットヒットしている傾向だし、スプリットなどがあれば、なぜ、ここでスプリットが出ているのかなどを考える。

そもそものストライク率や、スペアのカバー率なども見て、十分でない場合には、その課題を認識して、次のボウリング練習では、それを意識した練習をするということで繋げていく。

大会などでは、3,4ゲームがセットになっていると思う。通常、ボウリングの実力は、複数ゲームのトータルスコアで競うものなので、1ゲームだけ200点以上の高スコアが出せるだけでは、十分とは言えない。普段の練習でも3ゲームを1セットにして、そのトータルのスコアが目標に達しているかを振り返るとよいと思う。

複数ゲームになった途端に、レーンのオイルの変化によるアジャストがタイムリーにできたのかや、そもそもその変化に気づけたのかなども振り返りのポイントになる。気づけなかった場合には、結果にそれが現れているので、振りかると、ここで2枚内に入るべきったかもしれないとか、ボールチェンジするタイミングだったと分析ができる。

その反省点を頭に入れつつ、次に同じシチュエーションになったときに、気付けるようになるというサイクルで、上達していくと思う。

ボウリングのスコア分析

自分が普段の練習で分析している内容も少し記載しておきたいと思う。月ごと、年単位など、上達しているのか確認している分析もあるのだけど、ここでは日ごとの比較で見ている項目を記載する。

以下のようなWebアプリを作っていて、日付を選択すると、右側にその日のスコア分布が出せるようになっている。

日別のスコア分析比較

ある一日のボウリング練習でのアベレージや、その日の200アップのゲーム数を見えるようにしている。

本当は、スペアミス数などもあった方がよいと思うが、それは、日ごとにスコアシートを見ながら振り返っているので、ここでは、ストライクをいかに出せているかという点と、複数ゲームで安定したスコアが出せているかを見ている。

割りと重視してみてるのが、連続ストライク数という項目で、この日は、10ゲームを練習している中で、1ゲームだけ、ダブル以上が出せていないゲームがある。また、最高が5thでそれが2ゲームという内容になっている。

ダブル以上を全ゲームで出す、そして、連続ストライク数も7個、8個は1回は出したいというのが目標にしていることになる。

ゲーム数ごとに安定したスコアを出せているかという点も重要で、この日は、最初の5ゲームを1個のボールで投げていて、6ゲーム目からボールチェンジしているだけど、後半になるにつれて、ストライク数が減っているし、スコアも伸び悩んでいる。

後半になってレーンのオイル変化があり、それになんとかアジャストしようとしているが、ストライク数が減ってしまい、200アップが出せていないことがわかる。

まとめ

ボウリングの練習をして上達しようと思うと、1回ごとの練習で今のゲームはスコアが出せたとかだと、真の課題に気づかない可能性がある。

オイル状態はどんどん変化してきているので、投げ方とラインを変えてなくても、そのうち、そのラインにあうコンディションになってきて、スコアが出てしまうことがあるし、たまたまラッキーでストライクが続いてスコアが出るようなこともある。

安定してスコアを出すという観点に立つと、複数ゲームでのスコアや、ストライクの数に注目していくことが必要になるし、日別の比較でも気づくことがいろいろある。

スコア分析は、少し手間ではあるが、スコアシートをプリントしてもらって、それを日別で比較するだけでも気づくことはあると思うので、やってみてほしいと思う。