ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

自分のスコアを見て上達ぶりを確認する

3ゲームぐらいのボウリングの10フレームのスコアだけを見て、だいたいその人のボウリングのレベル(上級者、中級者、初心者)がわかると思うという話を書いてみたい。他人のスコアというより、自分のスコアをみて、どこに課題があるのかがわかるという話でもある。

上級者のスコアの特徴

単純にスコアだけをみて200点以上になっていれば上級者というわけでもなく、全フレームをみてみても特徴がある。上級者は、1投目にほぼ投げミスをしない。ヘッドピンヒット率は、ほぼ100%なので、10フレームを通してみても、ストライクか悪くても9本、ないし8本のスペアになっている。スペアミスがあることはほとんどない。

また、途中で9本スペアがあっても、次のフレームでまた連続でストライクになっていたりする。結果、10フレームで、6個以上はストライクになっている。

中級者のスコアの特徴

アベレージで180前後ぐらいだと、スペアミスが1、2個ぐらいある。10ピンミスもそれなりにあり80%以下ぐらいかと思う。また、ストライクの出方にもバラツキがあり、連続でターキーがあるときもあれば、ダブルもないというゲームがあったりもする。

1投目で倒している本数でみても、6本、7本などがちょこちょこあるというようなスコアになる。1投目で7本カウントなどがある理由は、コントロールの精度が十分でないことや、レーンのオイル状態の変化に十分に対応できていないという理由になる。

またスペアミスがそれなりにある理由も、同様の理由で、さらに、1投目で倒している本数が足りず、難しいスペアが残ってしまっていることもある。特にスプリットが出てしまうとスペアは、ほぼとれないので、スコアが伸びない。

初級者のスコアの特徴

3ゲームとかまとまったゲーム数をみると、スコアのバラツキが大きいことが特徴の一つかと思う。まれに200点を出せることがあっても、3ゲームでみるとローゲームが130以下のゲームがあったりするもする。

フォームが安定していないと、自分が得意とするラインでストライクが取れても少しのレーン状態の変化で、ストライクが止まり、スペアも難しいものが取る技術が十分でないため、スコアが乱れる。

上達のためにスコア表を見る

ボウリング場では、スコア表を印刷してくれるか、アプリでその日のスコアが見れるようになっている。

スコア表をみて、自分の投球を振り返って、どの辺に課題があるのかを考えると、上達は早いのではないかと思う。通常、1ゲーム投げて、そのゲームの結果を振り返ることがあっても、3ゲームのスコアや、各フレームを連続してみたときに、何が反省点だったのか振り返ることは少ないのではないかと思う。

自分がスコア表を見て振り返っているポイントは以下のような点になる。

  • 3ゲームのトータル
  • ノーミスゲームの割合
  • ストライク率
  • 10ピンのカバー率
  • 1投目が8本以下のフレーム数
  • スプリット数

これらの数値を見て、数値が悪い部分は、なにかしら理由があるので、その克服を課題として数値を追っていくことで、どんどん上達していくものかなと思う。

まとめ

調子がよい、悪いというのは、スコアだけでなく、内容で考えた方がよい。ストライクがたくさん出ることがよいことには間違いがないが、ストライクがたくさんでる投げ方があるわけではない。初級だと、スコア表から課題を分析して一つ一つ練習して克服していくことがむしろ上達には重要になる。また、中級以上ぐらいだと、正確に投げることだったり、レーンのオイル状態を把握してアジャストできているからストライクが出ていると考えた方がよい。再現性が足りず、連続ストライクにできていないわけで、その理由(弱点)を見つけることができれば、必ず、上達していく。