最近、ボウリングの練習として、高スコアを出すということを意識しすぎた練習だったように思い、ちょっと違う視点で練習してみようと思ったので、その辺の話を書いてみる。
高スコアを出す練習
レーンにもっとも合うと思うボールを選択し、幅のあるラインを見つけ、正確にラインに乗せるように投げるという投げ方になる。
これを3〜4ゲームやって、ボールをチェンジして、同じような考えで投げる。
こういう練習を最近はしてきた。
この練習の欠点は、いくつかあって、少し書き出してみる。
- 自分の割と得意なラインを投げがちで、投球のラインの幅が広がらない
- 高スコアが出ればよいが、そうでないとストラスがたまる
- スコアを優先してしまい、スイングや助走に注意が向かないときがある
この高スコアを出すというのは、1日の練習の中で、1ゲームか2ゲームをやって、それ以外のゲームは、新たな挑戦や、課題を修正することにした方がいいような気がしてきた。
レーンのオイル状態を意識した練習
1ゲームか2ゲーム単位にはなると思うが、もう少しオイル状態とボールの動きに注目した練習をした方がいいかなと思っている。
今まで自分があまり投げてこなかったラインに投げたときのボールの動きをよく見て、どういうオイル状態なのかを想像して、それにあわせてラインを調整するような練習をイメージしている。
これは、絞って投げても、出し戻しでもできる練習だし、ボールの種類を変えてもできる。ボールによっても反応の仕方が違うはずなので、その動き方にあわせてラインを調整できるようなことを練習してみようかと思う。
このボールの動きという点だけに着目すると、高スコアを意識した練習でも同じではあるが、現在の自分の実力だと、ちょっと厚く入ったとか10ピンが残りやすく感じるとか、ピンアクションでのアジャストが多く、ちゃんとボールの動きが見えていない。
ボールが走っているかとか、起き上がりが手前になっていると明らかにわかるときもあるが、結果としてのストライクなのかどうかに注意が向いていて、練習としては中途半端だったような気がする。
課題克服の練習
助走やリリースで改善したいと考えている課題もある。これはこれで、その課題克服を意識したゲームを1〜2ゲームやっていくということでいいかなと思う。
ボウリングは、スコアがある程度出てくれないと、おもしろさも半減してしまうので、課題克服練習ばかりだとしんどくなる。
ただ、ある程度の量をやって体に覚えてもらう必要もあるので、バランスは難しいところになる。課題は、複数あるが、とりあえず当面は、1つか2つに集中して練習していこうと思う。
まとめ
とにかく高スコアを出すべし、とやっていてもこれ以上は上達しないような気もするので、初心に帰って、自分のボウリングの引き出しを増やす練習と、基礎力(オイルをしっかり読む力)を向上させるような練習に取り組もうと思ったのであった。
結果、月間のアベレージは下がってしまうが、ボウリングの面白さは、別にそこだけにあるわけでもないので、ちょっとやってみようと思う。