ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

練習投球後の第1投の課題

リーグや大会などでは、最初10分間ぐらいの練習投球の時間がある。この時間にレーンのオイル状態の把握しつつ、ストライクになるラインを見つけたり、最適なボール選択を行うことになる。難しいレーンだと、ストライクコースが見つけきれないという場合もあるのだけど、このラインだなとわかって、ゲーム開始後に、投げてみると違った?ということがある。今日はそんな話を書いてみたい。

練習投球中にやっていること

そもそも練習投球中に、体がしっかり温まるのか?という部分もある。最初の2投ぐらいは、左右のレーンのオイル状態を確認することと、指抜けの確認などもあり、ちょこちょこっと歩いて軽くポーンと投げる。

ボールがクルクルと回転して、ドライゾーンに入って曲がり始める。この曲がり具合をみつつ、帰ってきたボールのローリングトラックのオイル付着状態などをみて、オイル量とか外が返ってくるかなどを判断している。

その後、ラインを見つけつつ、徐々に助走スピードをあげていき、自分の通常のスイングをし始める。ある程度、ポケットのラインが見えたら、7番ピン、10ピンのラインを確認する。左右のレーンで微妙にオイル状況は違うので、それぞれでやりたいところだけど、練習投球はせいぜい10投ぐらいしかないので、一度、ポケットのラインが見えたら、何度も投げることなく、終了する。

練習投球後の第1投

練習投球中に確認した立ち位置とスパットに向けて投げるのだけど、思っていた以上に曲がらないということが起こることが自分は多い。

先日のリーグで投げたときも、そんな状態で、あれ?、練習投球中でみんなが投げていたからライン変わってしまったの?と思いつつ、もう一方のレーンで投げてみたら、こっちも曲がらないという状態だった。

その後、アジャストするのだけど、第1投でスプリットとかになってしまうと、かなりショックを受ける。

先日のリーグだと、2枚外に立ってちょうどよくなったので、アジャストに2フレームも使ってしまった。

第1投が練習投球と違う原因

ボウリングをはじめたばかりの頃は、緊張があって、第1投にいつもどおりの投球ができないという原因だったと思う。これは、力みがある状態でスピードが少し入ってしまうという原因になる。

最近は緊張することはないのだけど、むしろ、練習投球中に力を抜きすぎているのではないかと思った。100%のパワーで投げるというよりは、気持ち的には80%ぐらいで、ボールをしっかり転がしてラインを見極めているという状態になる。

難しくないレーンコンディションであれば、少しスイングスピードがアップしても回転も上がり、同じような曲がり方をするのだけど、ちょっと難しいコンディションだとそうはいかない。先日のリーグは、48フィートのロングコンディションだったので、スピードの違いに敏感にボールが走っていくので、曲がらないという状態が起こったのだと思う。

第1投からストライクを出す対策

練習投球中に、100%のパワーで投げるという対策なのだと思う。体が温まっているかというのは、微妙な投球数ではあるが、後半に7番、10番の練習とかでなく、後半に、ストライクのラインにフルスイングで投球しようと思う。

また、10ピンカバーについても、1ゲーム目の精度が悪いという課題がある。これは体がしっかり開いた状態で投げる柔軟性が足りないという点と、親指の太さが投げ始めはキツイと感じることが多いという2つの課題がある。

親指のフィッティングは、ゲームごとに調整するしかないかなと思うが、柔軟性という部分はなかなか難しい。練習投球で、4投ぐらい10ピンを投げれば、しっかり体を使えるようになるのだけど、そんな時間もないし、準備運動をしっかりやるかなという感じである。

まとめ

リーグで投げていると1ゲーム目の平均スコアが2ゲーム目以降と比較して、10点ぐらい低い。これは、練習ゲームを活かせていないということでもあるし、1ゲーム目から100%の体の動かし方ができていないということでもある。

普段の練習ボウリングでは、練習投球がないので、1ゲーム目が練習投球のかわりのようになってしまっている。ストライクのラインが1ゲーム目でしっかり見つかれば、2ゲーム目は高スコアになることもあるのだけど、10ピンは1ゲームに残らないと、2ゲーム目でもミスすることがある。練習ボウリングに限らず、日々、柔軟体操するとか体の柔軟性をつけるような取り組みも必要なのかもしれない。