ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

アメリカン方式はやっぱり難しい

毎週末のボウリング練習で、後半の3,4ゲームは、ボウリング仲間とアメリカン方式で投げて遊んでいるのだけど、自分が高スコアを出せることはあまりなく、難しく感じる。そこで、何が難しいのかということを分析して、対策を考えてみたい。

本日のゲーム結果

4ゲームやって、自分のハイゲームは196だった。ボウリング仲間は、200以上は常に出していてさすがの上手さである。ストライク率という点も差があるのだけど、より重要なのは、ダブル以上の連続ストライクを出せているかという違いになる。

自分だと、1ゲームで5個ストライクがあっても、ダブルは1つ、さらにスプリットでオープンフレームがあるという状態になり、200に届かなかった。一方でボウリング仲間の上級者は、ターキー、フォースと持ってくる。

何が違うのだろうか?回転も球速も違うのでその点は比較にならないのだけど、自分が足りない点はわかる。

アメリカンでスコアを打てない原因

大きくは2つの原因があると思う。

一つはレーンのコンディションを読んで、ライン取りを的確にアジャストする能力になる。道中でやや捕まっているとか、キャリーダウンの影響で曲がりが弱いとか、状況把握しつつ、ライン取りを変更して、ストライクになるラインを見つけるのが遅いのが課題だと思う。

もうひとつは、正確なコントロールになる。せっかくラインを見つけても、そこに同じ球速、回転で投げ続ける正確さに差がある。

ただ、この2点は、ヨーロピアンで一人でやっていても同じなので、何が違うのかというと、同じレーンで投げていれば、前回の投球の感触が残ったまま、次の投球に入れるのに対して、アメリカンだと、もう片方のレーンで投げた後に、さっき投球したレーンに戻ってくるので、その間に再現性が落ちてしまうという課題なのだと思う。

また、基本的なことにはなるのだけど、2つのレーンで立ち位置やねらうスパットが一緒になることはまずない。そのため、状況によっては球速を片方のレーンだけ落とすとかもあるし、回転軸の向きを変えることもある。そのため、同じ動作で投球していない状態になり、結果、再現性が落ちてしまうようにも思う。

対策

1投、投げたら頭をリセットして、次にそのレーンにきたら、前回の動作をトレースするのではなく、どのような投球を行うかをゼロから考えて同じ動作ができるように練習するのかなと思う。どのラインに、どの速度で投げるかということを頭で考えたとおりに動作できるように練習するということになる。

まず、これが毎回同じ精度で投げられないと、レーン変化の状況把握も正確にできない。次は、レーンの状況把握に対して、自分の攻め手を増やす工夫もいるように思う。本日の練習でも、4ゲーム目は、かなり手前が削られていて、奥の曲がりも出ず10ピンが多く残る状況だったので、5枚内に入って、絞って投げてターキーまでもってこれた。これがもっと序盤で見極めることも重要だけど、インサイドからの投球の精度ももっと高くしないといけないなと思う。

まとめ

アメリカン方式で投げている場合、自分以外の人のラインで、オイルが削られていくので、そのラインをボールが横切ることになったりもする。そうすると、思ってもいない変化することもあるので、その辺の見極めも必要になってくる。自分ひとりで投げている分には、内に入っていけば、フレッシュなオイルのところになるので、イレギュラーなボールの動きはない。

この別の人のラインを横切るときに、スキッドさせるためにも回転がしっかりかかっていることが必要だったりもして、コントロールだけでなく、回転数や球速も一定にしないと同じようにボールが動いてくれないという部分も難しさになる。アメリカンは、難しいのだけど、それが面白いところでもある。