ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングと平常心について

ボウリングをやっていると「平常心」が大切だなと思うことがある。ボウリングは、単にボールを転がすだけのスポーツではあるが、頭を使うとか言う人もいるし、自分的には、メンタルも重要なスポーツだと思う。今日はそんな話を書いてみたい。

平常心が必要と思うとき

いくつのかのケースがあって、一つはストライクが続いているときになる。3つ、4つとストライクが続いているときに、5つ、6つと続けられるかが、メンタル面の影響が一定あるように感じる。

ふっと、次もストライクが出せるかな?とか考えてしまうと、体のどこかに力が入ってしまい、スピードがちょっと速いとか、ボールを引っ張って内ミスとか、なんらかの影響が出てしまう。

この緊張感がマックスになるのが、10個ぐらいストライクが続いたときで、パーフェクトが出せるかどうかは、メンタル影響もかなり大きいと思う。

もうひとつのケースは、ミスをしたあとの投球になる。大事なところでスプリットになってしまったり、10ピンのスペアミスをしたあとなどに、それを引きづらずに、次の投球ができるかという話になる。

ミスをすると、動揺してしまうので、気持ちをどう切り替えるかというのが実際には結構難しい。ミスしたのは何か原因があるはずで、それを繰り返さないようにしつつ、次の投球を自信を持って投げられるようにしていく必要がある。

このケースで一番難しいのが、ミスを続けてしまった場合で、あまりにもミスすると集中力が途切れてしまい、もうなんとでもなってくれという気持ちになってしまうこともある。

平常心を維持する対策

プロボウラーの話を聞くと、一番多いのが、ルーティーンという対策になる。アプローチに上がる前から一連の動きをまったく一緒にするというような行動になる。いつも決まった動きをすることで、精神的にも同じ状態を作るということに繋がる。

自分がやっていて思うことは、一つのことを考えるという対策が結構、有効なのではないかと思う。ミスしたり、ストライクが続いていると余計なことを一瞬考えてしまうことが問題なので、それをなくすというよりは、別のことを一生懸命考えるという対策になる。

例えば、5枚目を狙って、ボールの重さを感じながら、スムーズ助走して投げるというようなことだけを考えるということになる。緊張したらついミスしてしまうような点を防ぐような、いいイメージの投球を頭でしっかり考えると、うまくいくことが多い。

まとめ

長らくボウリングをやっていても、本当の意味で無意識で投げるということは難しいと思う。体にスイングはある程度、覚えさせているつもりであるが、助走速度やスイングスピードは、日によってもブレがある。何か一つのことを練習しているときの方が安定した投球ができるように感じており、それが、1つのことを一生懸命考えるという対策案がでてきた理由になる。

自分がパーフェクトを達成したときには、11個の連続ストライクが続いた3回目だったのだけど、フッキングポイントに、しっかり助走して出すということだけを考えて投球した。

意識すると、ボールを置きにいったり、力が入りすぎたりするので、何も考えないよりは、一つのことを考えた方がいいと3回目にして思った結果になる。