ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

スイングは振り切る方がよい

普段、自分でスイングを動画でチェックすることは少ないので、気づかなかったのだけど、右腕のフォロースルーが中途半端に止まっていることをプロからアドバイスを受けた。振り切るスイングという話を書いてみたい。

スイングが振り切れている?

たまたま隣で練習していたプロから、フォロースイングが振り切れてないくて、途中で止まっているよとアドバイスがあった。なるほど、確かに手前で転がすリリースの意識が強すぎて、振り切ってなかった。

よしよし、振り切ろうと思って、えいっとフォロースルーもしっかり投げてみた。今度は、腕の力でブンっと振ってしまっているよと指摘された。もっと大きく体全体を使って、フォロースルーしなさいと。

なるほど、確かに腕を振ればいいというものではないなと気づき、助走のタイミングとスイングのタイミングをしっかり意識して、大きく、ゆったりと、振り切って投げてみた。プロからは、それでOKが出た。

フォロースルーは、腕を振り上げるのではなく、ボールを最後まで押し込んで、大きな円を描くように振ることが大事になる。肘が曲がってしまうのはよくない。最後まで腕が伸びて、その後に肘が曲がってるのは、OKなのだけど、腕の力でフォロースルーをすると、リリース直後に、肘が曲がってしまう。これだと力のあるボールを投げられないよくないスイングになる。

フォロースルーがしっかりできると何がよいか

投げてみた結果として感じたことは、3点ある。一つは、回転がしっかりかかる。投げている印象では、単純に回転数が多くなっているというよりは、無理なく手前から転がっているという感じがした。この結果、ドライゾーンでの曲がり幅が出る。

2つ目は、ボールの球速がアップする。助走とスイングのタイミングがあって、かつ、フォロースルーを大きく、しっかりボールを押し出すことで、球速が2km/hぐらいは向上した。

3つ目は、コントロールがよくなる。しっかりボールを押し出しているので、狙ったところにしっかりとボールを出せる。リリースのちょっとした違いでコントロールがブレることが多かったのだけど、フォロースルーを大きく、しっかりすることで、同じ方向に腕が振れていれば、しっかりとその方向にボールが出ていくようになった。

結果、手前からしっかり転がって、球速もあるので、薄めでもストライクだし、厚めでもストライクと8連続ストライクが出せた。

普段は、このパターンは10ピンが残るというような入射角度でもボールに力があるので、メッセンジャーが飛んでくるということもあった。

まとめ

フォロースルーをしっかりと振り切るというポイントだけで、こんなにも違うのかとびっくりした。なぜ、こんなによくなるのかは、理屈的にはよくわからない部分もあるが、やってみて気づくこともボウリングではよくあるので、しばらくは、フォロースルーを意識したスイングを練習してみようと思う。

アドバイスをくれたプロには感謝である。