ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

意外と知らないボウリングマナー

グループでボウリング場に行って、ワイワイやってると気が付かないかもしれないけど、基本的なマナーがある。

実は、まわりの人への配慮だけでなく、自分達の安全にも関わることになるので、ぜひ、知ってほしい。

レーン牽制

一番、基本的なマナーで、両隣の人が投げるためにアプローチに立ったら、その人が投げ始めるまで、自分はアプローチに立たないというマナー。

これは、気が散るというのが一番の理由だけど、もう一つは、同時に投げることはぶつかる危険がある。

人によっては、投げ終わってから自分側のレーンに入ってもどってくる人とかもいるし、中には、ボールを後ろに間違って投げちゃう人とかもいて、横の人が投げ終わってもどってきてから投げるというのが一番確実になる。

マナーとしては、横の人が歩きはじめたら自分の投球に入ってよいとなっている。

それと、同時にアプローチに立ってしまったら、基本は右側の人を優先するというルールになっている。

ファールラインを超えない

これはマナーというより、ルール違反になって、本来は0点になるのだけど、足がアプローチからはみ出て、レーンの上に乗っかってしまうことを指す。境界線になっているところがファールラインで、大会とかだと、ファールラインを超えると、ブブーっと音がでるようになっている。

これも実は、とても危険で、レーンの上はオイルがひいてあるので、滑って転ぶ可能性がとても高い。そうすると、大怪我してしまうこともあるので、気をつけてほしい。

歩く可能性のあるところで飲み物を飲まない

どこのボウリング場でも飲み物を注文できるし、ペットボトルで飲みながらボウリングするのは普通なので、意外におもうかもしれないけど、覚えておいてほしいのは、こぼさないということ。大会とかだと飲食は禁止になっている。

こぼすと何がいけないかというと、左足のボウリングシューズでそれを踏んでしまったときに、最後の助走のステップ(左足がスライドする)で、まったく滑らない状態になってしまい、前のめりに転倒してしまう。

ボウリングシューズは、底が滑りやすくなっているんだけど、水分を吸収すると、まったく滑らなくなる。そうすると、正しいフォームで投げている人は、かなりの確率で左足が突然ブレーキがかかって、転倒する。

これは、予測していない転倒なので、ファールラインを超えるよりも、大怪我のリスクがある。

これを防止するために、歩く可能性のあるところでは、飲まないとなる。もしくは、飲んでもいいけど、決してこぼさないように注意が必要となる。

万が一こぼしてしまった場合には、ちゃんと周りの人にそれを伝え、踏んでしまった人がいたら、シューズを交換した方がよい。センターの人に話しをすれば交換してくれるはず。