マイボウラーの人は、だいたい投げる前にアプローチチェックをやっている。特に、しっかりと最後のスライドをすることを意識している人は、アプローチの状態によって投球への影響が大きいので、しっかりとあわせる。
今日はそんな話を書いてみたい。
アプローチチェックをする理由
アプローチチェックで、何するかというと、ボールを投げる前に、ファールラインの手前の5歩目のスライドを実際に、確かめてみるということになる。
てくてくと歩いていって、5歩目だけのスライドをやってみる。自分が使う立ち位置を一通りチェックして、アプローチの滑り具合を確認する。
ボウリング場は、アプローチのクリーニングをオイルメンテナンス時に行うことが一般的なので、午後とかにボウリング場にいくと、ベタベタしてて、まったくスライドしないというような状況もある。
そんなときに、いつもの調子でスライドすると、全然、滑らずに前のめりに、転んでしまうというようなことも起こり得る。
キレイにクリーニングされていても、滑りが悪いときや、いつもと違うボウリング場にいったりすると、滑りすぎるというようなこともある。
そんなときには、シューズパーツを交換して対応するということになる。
アプローチチェックで具合が悪いとき
ボールを落とした跡や、汚れのようなもので滑らない場合、スタッフ呼んで、クリーニングしてくださいとお願いすれば、手拭きでクリーニングしてくれる。
たまに、タオルで自分で拭いている人をみかけるが、クリーナーでちゃんとやってもらった方がいいので、迷わず、スタッフを呼んだ方がよいと思う。
アプローチが汚れなどでスライドして転んで怪我をするリスクもあるので、そこは、ボウリング場もしっかり対応してくれる。
いつも同じボウリング場であれば、滑りすぎるということは少なく、なんか今日は重いなと感じるときがある程度になる。
このときに、便利なアイテムとして、スライドシールなるものがある。10円玉ぐらいのシールを靴底に貼って、滑りやすくするシールになる。これを滑り具合を確認しながら3,4個貼って調整する。
ちなみに、重くなる(スライドしづらくなる)理由として、湿度の問題があると聞く。雨の日とか梅雨時など湿度が高いと、アプローチは少し重く感じるような気もする。
それと、クリーニングが十分でないときというのもある。
別のボウリング場に行く機会がある場合、シューズパーツで調整することが多いと思う。特に、滑りすぎるという場合になる。
これも使っているシューズにもよるが、靴底をまるごと変える場合と、靴底のクリーツという部分だけ取り替えて調整するケースの2つがある。たくさんの種類のパーツがあるので、普段のボウリング場でジャストにあう靴底を用意しつつ、クリーツを滑りやすいもの、滑りにくいものをそれぞれ用意していくことでたいてい調整できると思う。
先程のスライドシールを使うかわりに、クリーツだけ交換して滑りやすくするという方法でもよいので補足しておく。クリーツが交換できるシューズはちょっと高めになるので、自分のシューズにあわせて使い分ける形になる。
まとめ
アプローチの滑り具合で、結構、投球が変わると思う。特に自分は、やや前傾で助走をするので、3歩目がずるっと滑るようなケースだと、かなり投げづらい。
そのため、やや重めに調整しているのだけど、その状態でも、最後のスライドが滑りやすく感じるときの方が、投げやすい印象がある。
助走スピードや、つま先からスライドしてかかとで止めるという動作の微妙な違いによって、スイングとのテンポが、微妙に違ってくるので、この辺も、しっかりあわせていくことが高スコアにつなげる上では重要に思う。