ボウリングのスコアをいろいろ分析していると、スコアと相関が高いパラメータがあることがわかってくる。
スコアに関係しているパラメータ
1.ストライク率
まあ、当たり前じゃんと思うかもしれないが、ストライクが連続で続かないと、高スコアはでないので、ストライク率が高い日は、結果、アベレージも高いという強い相関がある。
2.連続ストライク数
これは、高スコア(240点以上)を出そうとすると、必須となるもので、5連続以上のストライクを続けてやっと、高スコアとなる。
1ゲームで5個ストライクがでていたとしても、連続しているかどうかで、+50点異なってしまう。
スコアにあまり関係していないパラメータ
1.スペア率
アベレージには関係してくるが、高スコアとなっているゲームで1ミスしても−10点なので、そんなことよりもストライクを続けた数がきいている。
一方で、240点なのか、250点なのかの違いはあるので、250以上を出すと考えるとミスはできない。そういうゲームだけ集中して投げるということで、別のゲームではある程度のミスがあるレベルでも十分、高スコアになる。
2.ストライク数
単独の1ゲームでみたときのストライク数は、高スコアになるとは限らない。連続でないと意味がないということである。
例えば、3ゲームやって、ストライク率が50%ぐらいである場合、ラインが見えている状態なので、連続ストライクもそれなりに出ていて、スコアも高い。
一方で、ストライク率が40%以下になっているようなときは、ある1ゲームでストライクが6個とか出ても連続がダブルどまりだったりすると、200点の前半にとどまってしまう。
ストライク率をみる必要があって、数ではないということがポイント。
スコアが低いときにそれが現れるパラメータ
以下の3つのパラメータを見て、低い値になっている場合、高スコアどころか200点にも届かない可能性がある。
- ヘッドピンブレイク率
- オープンフレーム数
- スペア率
レーンが極端に難しい、ボールとあっていない、投球フォームが安定しない等の場合には、これらのパラメータが低くでてしまい、そういう日は、高スコアゲームを作ることは難しい。
ボウリングは、ある1ゲームだけ高スコアになるというのは、あまりなく、その日のレーン、自分の投球の状態は、数値にあらわれてくる。