ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

スライドで重心移動して投げる練習

今日は、3連休の最終日で朝からボウリング場は、とても混んでいた。7時ぐらいには満員になっていた。

本日の練習テーマは、「しっかりとスライドして体重を乗せたボールを投げること」を意識して練習してきた。

スライドでの重心移動

5歩助走だと、4歩目で床を蹴って5歩目がスライドになる。このときに、右足に乗っていた体重を左足に移しつつ、ボールを前に運んでいくことで、ボールに勢いを出す。

少し前にプロのレッスンを受けたときに、4歩目は蹴るというよりは、5歩目を前にスライドさせるためにだけを意識するようにと指導を受けた。フィニッシュで右足がぴょんと上がってしまっている状態は、よくないということになる。体重をしっかりと5歩目に乗せて、力が前方向だけにかかるように意識して練習してきた。そうすることで、フィニッシュでバランスを崩すこともなくなり、安定した投球にもつながる。

また、最近のPBAの選手も、4歩目を蹴っている人はほとんどいなくて、無理のない力で5歩目のスライドをして、ちょんと横に右足をのけているだけになっている。

右足をはらうのは、ボールの通り道にあってジャマだからという理由で、勢いで横にはらわれているわけではなく、ある程度、意識してはらう必要がある。

しっかりスライドする効果

基本的には勢いのあるボールを投げること、コントールを安定させることに効果がある。本日、練習で意識的にスライドをしっかりする投球と、普段の投球を比較してみたところ、確かに違いがあった。

右に出して投げていたのだけど、しっかりスライドすると、右に出過ぎてしまうという状態になった。感覚的にはボール1個分ぐらいスキッドで奥まで進む。これは、ボールにパワーが伝わっているということなんだろうと思う。たぶんと書いているのは、球速表示だけを見ていると、あまり変わっていなかったからになる。途中でレーンにボールが噛んで曲がってピンにぶつかったときは、変わってはいないが、レーンの前半での球速は異なっているということだと思っている。

コントールについては、右に出過ぎてしまったので、3枚ぐらいスパットのねらい位置を変えて投げてみた。スライドをしっかりしていると、スイングにゆとりが生まれ、スイングの方向だけあわせる意識で投げることで、自然なリリースでねらい位置に投げることができるという印象である。

普段の投球だと、ボールの着床点を意識して投げていることが多いが、スライドをしっかりしている場合には、ねらっているスパットの方向にしっかりスイングすることで、そこを通過していく感じである。

まとめ

昨日は、上半身の使い方、本日は下半身の使い方の練習となっている。両方がセットでスムーズに無意識でできるようにならないと、いいスコアにはならないので、本日だと、まだスコアのばらつきが多い状態である。一方で、これはいい感じだと思う投球もある程度はできて、7thや、ターキーが2回のゲームもあったので、全体としては向上してきている気がする。

ボウリングは、スコアが落ちて改善してスコアを上げるという繰り返しのスパイラルで上達していくので、下手になったかもと凹むこともあるが、次に上がってきたときは、前よりも上手になっていると思うので、くじけずに練習していきたいと思う。