ボウリングを長くやっていて、フォームの修正とか、別のラインの開拓などをしていて、スコアが一時的に落ちるという経験をしている。スコアがまたあがってくるときに、いくつかの特徴があるなと感じるので、その辺の話を書いてみたい。
1ゲームの中でのストライクの出方
ストライクが出るときに、まとまって出すことができるようになってくる。単純な確率計算だと、上達に伴いストライク率があがってくるというのもあるが、それだけでなく、連続ストライクが多くできるようになってくるという特徴になる。
例えば、1ゲームの中で、ストライクが4つ出ていた場合、上達してくるとダブルが2回とか、ターキー1回で、シングル1回とかになってくる。
これは、フォームが安定してくると、ストライクになるラインを見つけられたら、そのラインに次も精度よく投げられるとうことが理由かと思う。
ストライク数が多くでもシングルのストライクが多い場合には、フォームの安定性という部分では課題がある状態といえると思う。
やや難しいスペアも取れているか
スペアの中でも精度がある程度要求される残り方がある。バケット(2-4-5-8)とか、2-8だたり、3−6−10とかのスペアになる。
これらは、投げているボールの曲がり具合とストライクのラインからどの程度の立ち位置変更で取れるかということを割り出して、そこに正確に投げれないと取れない。
上達してくると、こういうピンが残ってくるケースも少なくなるが、仮に残ったとしても確実に取れるようになる。
また、スイングが安定していないと、7ピンや4ピンなどのイージーなスペアもミスをしてしまうことがあり、ここが取れてないと、スイングとしての安定性はまだまだと思った方がよい。
複数日でみたときのスコアの特徴
2〜3回ごとのハイゲームとなったスコアを見ていくと、上達してくると、以下のようになってくる。
- 複数回で1回程度200アップができる
- 毎回、1回以上200アップができる
- 複数回でみると210アップが多くなる
- 複数回にみると220アップが多くなる
- アベレージが200点を超える
この調子で230アップ、240アップ・・・と続いていく。
これは、スイングの安定性が増すと、ストライクになるラインを見つけたときに、連続でのストライクが取れるようになるというのが大きい。
210だとターキーでノーミス。220だと4thでノーミス、もしくはターキとダブルとなる。
だいたいのイメージでは、4の段階までくれば、1投目でポケットに入るようになっていて10ピン以外は、ノーミスでスペアで取れる状態だと思う。
その後は、いかにストライクを連続するかという話と、オイル状態の変化への対応がどこまでできるか、10ピンが確実にとれるかでアベレージが変わってくるが、スイングの上達という意味では、4の段階まで到達することが一つの目標だと思う。
まとめ
現状自分の状態は、3の段階ぐらいまで落ちている。ここではスイングの安定性と書いたが、自分の場合は、助走とのタイミングや、リリース時の上半身の使い方など、細かい部分のチェックポイントを確認しながらやっていて、無意識に、同じタイミングで同じスイングができる状態にまで、またなっていない。
しばらく練習して安定してくると、ほぼ無意識にできるようになり、その後、ラインを変えたりボールを変えたりしてアジャストして、スコアを出すという流れで5まで到達する。
無意識に正しいフォームで投げれるようになっても、しばらくすると投球フォームが崩れてきたりするので、また、調整しなおすという繰り返しが一定発生すると思う。
かなり上達すれば、この繰り返しのサイクルが短くなり、すぐに調整できるようになってくるような気がする。自分の投球のどこが悪くて、どこを修正すればよいかがだんだんわかるようになってくるためである。