ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

10ピンのカバーで縦回転は必要?

10ピンが苦手という人は一定いて、自分も得意ではない感じである。10ピンのカバー率を可能な限りあげたいと思ったときに、考えることの一つとして縦回転多めで投げるという話がある。さて、それは本当に必要なんだろうかという話を書いてみたい。

10ピンカバーの精度を上げる工夫

大きくは以下の3点だと思う。

  • スペアボールを使う
  • 20枚目付近のスパットを通過するようなラインで投げる
  • 縦回転(ストレート気味)で投げる

ある程度、ボウリングをやっているとスペアボールを準備している人がほとんどだと思う。

その上で、2点目のオイルがちゃんとあるであろうレーンの中央を通過していくラインで投げていれば、ボールはぐんぐん進んで10ピンが取れる。

つまり縦回転で投げる必要性はさほどないという気がしている。

縦回転が必要になるとき

自分の回転数だと、ほぼないのだけれど、回転数が多い投球をしている人は、右奥のオイルがないとそこで曲がってしまって10ピンがとれないとかが起こり得る。

これは中央のオイル状態にもよるし、球速にも影響している。

球速があれば、曲がる前に10ピンに到達したりするので、回転数が多く、かつ、手前で噛んでしまうような球速だと、縦回転多め(ストレート)で投げた方がいいとなると思う。

これは、別の言い方だと、1投目のボールでも、縦回転(ストレート気味)で、20枚目付近を投げれば、ほぼほぼ10ピンが取れるという言い方もできると思う。

また、20枚目を通して投げるのは結構角度がついていて難しいので、15枚目ぐらいを通すラインで投げたいということだと、曲がってしまうリスクが高くなるので、より縦回転で投げた方がいいという話にもなる。

縦回転(ストレート気味)で投げる場合の注意点

1投目の投球フォーム、リリースと、スペア(10ピン)の投球フォーム、リリースは基本的には一緒の方がよいと言われている。

投球の安定性という面で、タイミングを含め一緒の方がコントールの精度が高いということが理由になる。

そのため、10ピンスペアのときだけ、ストレートを投げるというのは、個人的にはオススメしない。

1投目でも縦回転多めで投げることもできて、その精度、そのままに10ピンカバーできるのなら使い分けもOKという考え方になる。

ボウリング仲間で回転数が多い人で、10ピンカバーは、投げ方を少し変えている人もいるが、それは、その投げ方をたくさん練習して、体に10ピンカバーの投球フォームを覚えさせているというレベルにいる。

1投目と同じフォームで投げてもおそらくは10ピンがカバーできるが、荒れたコンディションとかでもいつでも同じところから同じフォームで10ピンが取れるようにするために、10ピン用のスイングを固定して一つ別のものとして身につけているように思う。

一般のハウスコンディションで投げている分には、特別な工夫をしなくてもスペアボールで20枚目付近のラインが使えれば、ほぼほぼ取れると思う。

まとめ

10ピンスペアミスをなくすというのは、安定したアベレージを得るためには必須の技術になると思う。そのために、投球フォームを10ピンを取る角度でたくさん投げて、フォームを固める必要はある。

日ごとに立ち位置が変わったりする場合には、スイングが安定していない可能性があると思うので、その辺りを意識して練習していくとよいのではないかと思う。