ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

おかしなレーンコンディションでロースコア

先日のリーグのことであるが、おかしなレーンコンディションで、3ゲーム投げてアベレージで130というロースコアになってしまった。こんなに下手だったのかと思い知らされた内容だったのでそんな話を書いてみたい。

おかしなレーンコンディション

パターン表だと、48フィートのコンディションで外にはオイルが入っていないパターンなのだけど、投げてみると全然違った。

外にもしっかりオイルが入っていて、かつ、ドライゾーンのはずのところもオイルがあるという状態に感じた。つまり、ボールがまったくといっていいほど、曲がらないのである。

そもそも、48フィートは想定していなかったので、強めのボールを持っていなかったのだけど、REXカバーのパールのボールがあったので、通常の48フィートなら、外目から投げればなんとかなるはずなのだけど、なんともならなかった。

外に立って、ほんの少し外に向けてボールを出すと、そのままガターに落ちる。まっすぐにスピードを緩めて投げても、6番ピンまで直進していく。

たぶん、メンテマシンの設定ミスか、何かでクリーニングがまったくされていない状態でオイルを伸ばしまくった結果なのではないかと思う。

おかしなレーンコンディションの攻め方

ボールが直進しかしないので、外に立ってクロスでポケットをストレートに狙うことを考えて投球した。

ところが、自分でもびっくりするぐらいヘッドピンにすら当たらない。たぶん板目で1枚以内の精度で投げないとねらったところに行かない状態だったのだと思う。

普段、外に出しているときは、回転でボールが曲がって戻ってくるので、1枚以内の精度で投げられていないということなんだと思う。

途中でクロスで投げてもダメだと思って、20枚付近から板目まっすぐに投げる作戦に変えたのだけど、今度は、スプリットになる。食い込みがないので、ボールがヘッドピンにあたっても5番を倒すことなく直進しかしないのである。

他のレーンで投げている人を見ていると、こんな状態のレーンであったとしても200アップを出している人もいた。

1人は、インサイドに立って、絞って1−3番の間に、強いカバーのソリッドのボールをぶつけていた。これはこれで回転力で、ポケットにヒットしたところでぎりぎり食い込むように投げれていて、ストライクを出していた。

もう1人は、いわゆるユーフォーボールで、横回転を強くかけた状態で、板目まっすぐにスピードを入れて投げていた。回転とスピードでピンをなぎ倒す戦法である。

まとめ

アベレージで130というのは、1ゲームでストライクが1回程度、スペアも3回程度というひどい状態である。ヘッドピンにすら当たらないことも多数で、残ったスペアもとれない。

スペアは基本的にスペアボールで取ることにしていたのだけど、このスペアボールですら、オイルに滑ってしまうので、両端のピンしか取れないというような状態だった。

ストレスしかないゲームではあったものの、気づいたこととしては、自分のコントロールのなさになる。普段投げていてストライクが連続していることもあるわけだけど、それはボールの曲がりに助けられていることがほとんどなんだなと思った。

1枚以内の精度で毎回投球するのは無理だとして、上級者の人との精度の違いを自覚できたことはよかったのかもしれない。普段あまりヘッドピンを狙ってスペアボールを投げることはないのだけど、今度、そんな練習もしてみようと思った。