ここ最近、カバーボールがどうも曲がってしまって10ピンカバー率が低下してきてしまった。本日の練習だと、10ピンカバー率が7割を切っていて、アベレージも下がってしまうし、200アップも難しくなってしまうので、本格的な対策を考えないといけないなという状況である。
10ピンカバー率が下がっている理由
1番の原因は、スペアボールにキズが多くついた結果、ややレーンに噛んでしまい、手前で曲がってしまっていることにある。
スペアボールは曲がらないように作られているのではあるが、それでもオイルがないところに触れると、多少曲がる。キズがついてくるとその曲がり具合が大きくなり、結果、10ピンカバー率が低下してしまう。
10ピンカバー率の向上のための対策
1.ボールをポリッシュする
キズがついて曲がってしまうという問題の対策としては、カバーボールをポリッシュするという手が一応はある。そして、実は昨日、ポリッシュはしてみている。本日投げた感じだと、多少の曲がり幅は減ったが、やっぱり購入時と比較すると曲がってしまうという状況だった。
ただ、ポリッシュしてもキズはなくせないので、事前に、4000番で軽くサンディングして、表面のキズを削ってポリッシュしたのであるが、それでも有効な対策とまではいかなった。
2.投球ラインで調整する
このボールが曲がってしまうという状況も、レーンの中央付近を通過するときなどドライゾーンに入る手前でも捕まってしまうことも発生する。
10ピンカバーのセオリーとしては、一番オイルが入っている対角線になるべく近い20枚目〜25枚目ぐらいのスパットを通過するラインで投げることになる。角度が大きいと難易度が高いので、自分は、15枚目〜20枚目を通してスペアを取るようにしているので、手前のオイルやスパット付近のオイルが削られていると、もっと手前から捕まって曲がってしまうこともあるということになる。
立ち位置を変えない場合の対策としては、曲がる分を計算してやや右に出すというい方法になるのであるが、それで10ピンが取れても、アメリカンでやっていると、もう一方のレーンは右に出しすぎに投げるとガターしてしまうという状況になり、レーンによって投げ分けることで精度がまた低下してしまうという問題にぶつかった。
やっぱり、20枚目付近を通すようなラインで練習するべきなんだろうなと改めて思った。
3.投球方法で調整する
回転数を少なくする。もしくは、縦回転で投げるという方法になる。こうするとレーンに噛んでも曲がり幅がほとんど出ないので、まっすぐにボールは進む。
ただ、1投目とリリースの方法が異なるため、精度が少し落ちてしまうので、これを根本対策にするわけにもいかないなと思っている。
もうひとつは、球速を上げるという方法もある。球速が速ければ曲がり幅は小さいので、曲がる影響は少なくすることができる。本日の後半で、主に対策として実施していたことはこれになる。最初から少し曲がり幅を計算して右に出すよりは、精度的にはよいという印象である。
まとめ
スペアボールが曲がってしまい、ポリッシュしても曲がるという状況を考えると、買いなおすという対策が一番簡単かもしれない。今のボールを購入したのが8月なので、半年ぐらい使っている。1年はもってほしいなという気持ちもあるので、もう少し対策をしつつ様子をみて考えるかと思っている。スペアボールは、7,000円ぐらいなので、1投目のボールと比較すると安いけど、技術で対応するべきなんだろうなと考えている。