ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

曲がり幅の狭いボールの使いどころ

本日は、しばらく投げていなかったボールの一つを持ってきて投げてみた。そのボールは曲がり幅が狭いボールになる。レーンコンディションがオイル少なめだったので、合うかなと思ったのであるが、あまり合わなかった。そんな話を書いてみたい。

曲がり幅の狭いボールとは?

ボールスペックで見ると⊿RG値が低めのボールになる。今回投げたボールは、⊿RGが0.028になる。またRG値が高くて高慣性でもある。RG値は2.574になる。

こういうボールは、手前の走りがよく奥でも大きく曲がってこないので、オイル量が少なめとか、ショートのコンディションに適したボールになる。

さらに対象コアであるので、曲がりもキレがなく、ゆるやかに少しだけ曲がるという動きをする。

レーン状況と投球結果

最初にキレるパールのボールを投げ始めて、奥でボールが暴れる感じがして、安定したストライクが出しづらい状況だった。手前からボールが反応してしまう感じで、転がりによって曲がりすぎるという状況にもなる。

そこで、3ゲームぐらい投げたところで、選手交代で、曲がり幅が狭いボールにチェンジした。

立ち位置を15目より外にして、まっすぐに10枚目ぐらいを投げる感じのラインで投球してみた。予想どおり、手前がしっかり走って、ドラインゾーンでゆるやかに曲がって、ポケットヒットする。手間の走りがよければ、ピンアクションもよく、10ピンも飛んでくれたが、少し右に出てしまうと曲がりが足りず薄めになってスプリットなども出してしまい、ストライクが5個でスコア的には、191までとなった。

投げているフィーリングとしては、レーンコンディションとあっている感じがしていたので、2,3ゲーム続けて投げたが、ストライク率は1ゲーム目以上にはあがらず、手前のオイルが削られて10ピンが飛ばなくなってきたので、早々に出番終了となった。

レーン状況から最適なボール

外のラインのオイルが薄い状況ですぐに削れてしまったので、その後、最初に投げていたキレるパールのボールで中から外に出して投げていたが、幅が狭い印象なのはかわらずだった。

割とゲーム数も投げていたので、別のボールに変更はしなかったのであるが、たぶん、ハイブリッドのボールが適したコンディションだったのではないかと思う。

内に入って、そこそこ曲がるというボールを投げていれば、幅をある程度感じられたのではないかと思う。

外側のオイルが少ない状況だと、内に入って投げないとボールが失速してしまいポケットに入ってもストライクになりづらいので、こういうレーンだとオイルの上を転がしつつドラインゾーンでゆるやかに曲がってくれるボールの方がよい。

途中で曲がり幅の少ないボールでも内に入って投げてみたが、曲がり幅が足りず、入射角度が十分でない状況だったので、ボールを変えずに対応することはかなり難しかったと思う。

まとめ

曲がり幅の狭いボールは、大会などの後半で利用する機会が多いと思うが、やっぱり、入射角度が出づらいことと、外もオイルが削れてくると10ピンタップが多くなるので、スコアが打てるという印象は少ない。

ミディアムからショートのコンディションで割と最初から投げた方がスコアは出るのかもしれない。もともとショートコンディションの対応用に購入したボールではあったので、またしばらくはロッカーでお休みになりそうである。