ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

1ゲーム目からスコアを出すことは難しい?

普段ボウリングの練習をやっていて、1ゲーム目は準備運動を兼ねてオイル状態の確認のためにゆっくりと投げていたりする。それはそれでありなのであるが、いざ大会となると練習ボールの時間はあるものの1ゲーム目のスコアはたいていよくない状況が多い。

1ゲーム目から普通にスコアを出す人もいて、なんでだろ?という話を書いてみたい。

普段の練習での1ゲーム目

一応、事前にストレッチとか少し体を動かして、怪我しないように最初はゆっくりねと思いつつ、1ゲーム目をスタートする。

だいたい4か5フレーム目ぐらいまでゆっくりと助走して、力をほぼ入れずに投げる。なんとなくオイル量が多いのかや、ストライクのラインを探りつつ投げてはいる。

その後、体も温まってきたかなというところで、普通速度で助走して投げる。そうするとストライクのラインかなと思っていたところよりもさらにアジャストが必要になってきて、2フレームぐらいでやっと合わせられるというのが順調なケースになる。そうこうしていると9フレなので、ストライクの幅をみつつ、そのゲームは終了となる。

そういうことで1ゲーム目を使うので、スコア的には170前後で終わることが多い。

大会での1ゲーム目

事前準備は普段と一緒で、練習ボールのときにゆっくりと投げて体を温めて、オイル状態などを確認している。練習ボールだと、一応、7番ピン、10番ピンも投げとかないとと思っていると、通常助走速度で投げれるのは、1,2投になる。

まあ、ストライクのラインがなんとなくわかったしと思って、1ゲーム目がスタートするのであるが、結構、間違っているというケースが多い。

あれれ〜というぐらい薄く入るケースが多い。大会の緊張感なのかわからないが、いつもよりも球速が出ていることも多い。(どこかに力が入っているのかもしれない)

アメリカンなので、両方でそんな状態になり、4フレーム目ぐらいでなんとか合わせられればいい方という状態になり、練習ボールだと曲がっていたのに、本番では曲がらないとなって、ボール変えないとダメかも的な状態になることすらある。

1ゲーム目/練習ボールの投球方法の考察

ボウリング仲間を見ていると、普段の練習でも1ゲームの1投目から元気いっぱいという人もいる。助走スピードも普通で、1ゲーム目からビックゲームを出しているときもある。

自分的には気持ちを上げて1ゲームから全力で投げれないことはないが、怪我したくないしなぁと思っている。それと、もう一つ、理由があって、サムの指穴が最初キツい状態が多い。10投ぐらいなげて、指が細くなってきてちょうどよくなるので、1ゲーム目から自分の投球がやりづらいというのもある。

たぶん、普段の練習では、今のやり方で間違ってはいないのではないかと思う。

そうすると、大会の練習ボールの時間の使い方の問題なのかもしれない。準備運動を4投ぐらいにして、5投目ぐらいからゲーム開始の緊張感の気持ちを作って投げるということをやるのかな。

緊張しない状態でリラックスして投げるということでもいいのだけど、そうすると思った以上に速度が落ちて曲がり過ぎてスプリットになってしまうこともあるので、適度な緊張感も必要で、この辺りが難しいところである。

また、練習ボールの前にボウリング場に早めに来て、1、2ゲーム投げてから大会に参加するという作戦をやっている人もいる。

指穴の調整や準備運動としてはいいのだけど、大会前にレーンがいつも使えるわけでもないし、それをやってもスコアが打てないときは打てないので、本質的な対処にはなっていないような気もしている。

まとめ

大会は3,4ゲームの合計点なので、1ゲーム目からスコアを出さないとかなり出遅れてしまう。そういう意味でも練習ボールの時間をつかってラインを見つけることに集中しないといけないので、7番、10番のラインは序盤の準備運動でやっておいて、その後は、集中して緊張感を持って投げるというのをやってみようかなと思う。

普段の練習でもちょっと大会を意識して1ゲーム目の後半からストライクを出せるような練習をしていくことも必要なのかもしれない。