ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ウェッブアイカップ2022を見てみた

今年から始まったボウリングの大会で、ウェッブアイカップ2022が9/2-4で開催された。YoutubeでもRankseekerさんのLive配信があったので、予選からちょこちょこと見ていた。

ウェッブアイカップの特徴

なんと言っても賞金総額がすごくて総額で800万円。1位が300万円、2位でも150万円ということで、2位でも他の大会の優勝賞金ぐらいの金額になっている。

オイルパターンを見た限りでは、そんなに難しくなさそうかなと思っていたが、実際に投げているのを見ると、外に出すと戻ってこない感じだったり、手前のオイルを感じるようで、ウレタンのボールで投げている人が多かった。

予選が16Gなので、どんどんオイルは削れていく中、コンスタントにどのレーンでもアジャストして高スコアを出せる人が決勝まで進むという流れだった。

予選をみていると、アマチュアの人も同じボックスで投げていたので、どんだけ難しいかはそれをみるとよく分かる。

見どころ

男子プロの大会なので、自分の投球の参考にはあまりならないが、レーン移動した後にどのぐらいでアジャストしているのかなどは、見どころの一つだと思う。

トッププロは、レーンの状態の把握能力が高いと聞く。回転数が多いとか、正確なコントロールとかよりもレーンの状態把握と攻め方の方が重要という人もいる。

ベースとなる回転数、コントロールの水準が高い上での話ではあると思うが、特にアメリカンでやってると、左右でストライクをもってこないと、200点にはいかないし、さらに上のスコアを出す上では、そのレーンの状態をいち早く把握して、適切なボール選択とライン取りをする必要がある。

プロの大会では、ある一人に絞って見てると、新しくボックスに入ってきたときの左右をどうあわせるかや、途中で変化してきたことを把握してラインを変えたり、ボールを変えたりしてアジャストしているので、その辺が勉強になる。

まとめ

今回の大会、決勝に進んだプロは全員左利きだった。ボウリングでは一部、左利きが有利になる側面がある。多くのプロが右利きなので、レーンの右側のオイルの削られ方や伸び方が激しく、左側のレーンは比較的安定しているというのが理由になる。

特に、今回はアマチュアの人も投げていたので、通常の変化の仕方とは違う変化も一定あったのではないかと思う。

今回の大会を見ていて、ウレタンのボールもあった方がいいのかなぁと思った。自分は大きな大会とかにでないし、高回転でもないので、必要性は低いと思っていたが、ちょっと考えてみようかなと思う。そんなことを考えるぐらいウレタンボールが大活躍していた大会だった。