ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

劣化したボールをポリッシュしてみた

少し前に、劣化したボールを復活させるためにサンディングをゼロからするという話を書いたが、その続編で、そのボールをポリッシュしてみて投げてみたという話になる。

ポリッシュしたわけ

サンディングして曲がりが少しは出るようになったけど、手前で捕まってしまい、パワーロスしてしまうようになってしまった。

これは、もともとハイブリッドのボールであったことも理由として考えられ、やっぱりソリッドの部分のオイルキャッチがあるので、サンディングした結果、曲がりというよりは、手前のオイルの少ないところでレーンに噛んでしまって、奥の曲がりがでないという状態になってしまったと考えられる。

オイルのあるところを走らせてみたが、奥での曲がりが足りないので、このままでは使いみちがないということで、ポリッシュしてみようと思った次第である。

ポリッシュした結果

想定としては、手間が走るようになるので、外5−10枚目ぐらいのオイルのやや薄いところを走らせて奥でゆるやかに曲がるという期待である。

やってみた結果、思っていた以上に、手前が走って、奥での曲がりはゆるかった。やっぱり劣化なんだろうと思うが、事前にサンディングしてあるので、ある程度の溝の深さがあって、表面をポリッシュしているにも関わらず、奥のドライゾーンでの反応が鈍い。

普段15枚目よりも外に立つことはほとんどないのだけど、このボールでアジャストしようとすると、15枚目に立って、10枚目まっすぐというラインになった。

このラインだと、曲がりが少なくてもポケットにジャストに入れば、ストライクにはなる。ただ、奥でのキレがないので、入射角度不足は否めず、10ピンタップも多い。スピード調整しつつ回転をかけて、なんとかストライクをもってくるという感じが精一杯で、ハイゲームも194止まりだった。(ストライクは5個だけどダブル1)

このボールの今後の使いみち

普通のコンディションだと、ほぼ使いみちがなさそうであるが、ショートコンディションとか、外カラカラのオイルがないレーンとかだと使えるかもしれない。

投げた感想としては、⊿RG値が低いボールの動きに近い。本来のスペックでは、0.052とかなのであるが、投げた感覚としては、0.03ぐらいの感じである。

つまりショートコンディションとかゆるやかに曲がってほしいようなときに使うとちょうどよいんじゃないかというボールになった。

サンディングしたままだと、あうレーンが思いつかないので、結果、ポリッシュしてよかったのかなと思う。

まとめ

ボールによって劣化の速度や具合が違うとは聞いてはいたが、このボールは寿命がとても短かった印象である。半年ぐらいだと思う。

試しに1年前に投げていたポリッシュのパールのボールをひっぱり出してきて投げ比べをしてみたが、1年前のボールの方がドラインゾーンの反応がよい。この子は、6連続ストライクとかも出せたので、まだ使えるなと思った。

劣化をみてると、ソリッド>ハイブリッド>パールの順に、劣化が早いような気がする。まあ、オイルの吸収がよい順でもあるので、そういうものなのかもしれない。