ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

親指のテーピングを変えてみた

親指の抜けに関しては、とても重要なため、いろいろな調整方法がある。サムホールのインサートテープの貼り方もそうだし、親指に貼るテーピングの種類もいろいろある。

最近、親指が少し抜けやすく感じていて、キツ目にセッティングしていたのであるが、それも窮屈に感じていたので、テーピングの種類を変えてみた。

なかなか具合がよさそうなので、そんな話を書いてみたい。

サムホールの調整方法

自分の場合は、割とベーシックな調整だと思う。インサートテープは、Masterインサートテープの3/4インチを使っている。

親指の背中側に、親指1本でもボールが持ち上がるぐらいのテープを貼って調整する。そのときにポイントになるのは、なるべく段差をつけずに貼っていることかなと思う。

一般には、1枚ずつ剥がしやすいように、少しずつずらして貼っていく。そうすると外側がゆるい感じがして投げづらい印象があるので、基本的には、段差をつけずに貼っている。最後の1枚は、段差をつけて貼ったり剥がしたりしやすくしている。

また、腹側にもテープを貼っていて、一般的にはすべらないような種類のものを貼るのだけど、自分は、滑りやすいWAVEのT-1のテープを貼っている。この方が抜け感がいいというが理由になる。

親指のテーピング

一般に親指のテーピングは、怪我防止の側面が強い。それもあるが、抜け感もだいぶ変わってくる印象がある。

いろいろ試した結果、WAVEのET04を愛用してた。素材的に抜けやすい(滑る)感じのテーピングになる。サムホールがぴったりあっていれば投げやすいと感じてこれにしていたのであるが、抜けやすいのでキツ目にセッティングが必要になる。

キツくしてもいいのだけど、自分はゲーム数が多くなってくると、親指が細くなってくることが多く、そうなってくると、ボールが落ちそうになってしまい、握ってしまうこともあった。そういう時に、インサートテープを追加するとキツすぎるという状況になり、調整が微妙すぎてなかなか苦労していた。

そこで、すこし滑らないテーピングに変えてみた。こうすると、キツ目から少しゆるくなってきても、滑らないので、落ちる心配が減り、結果、握ってしまうという問題も防ぐことができた。変更したテープは、ABSのF-1になる。

まとめ

親指の太さは日によっても、季節によっても変わる。その微妙な変化をインサートテープだけで調整するのはなかなか難しい。

親指側のテーピングの種類を変えたり、複数を貼って調整していくというのが多くのボウラーがやっていることになる。自分で実際に投げてみて、一番感触のいいものを使うということで調整方法も身につけていくことになる。

最初はよくわらかないかもだけど、1年、2年とやって上達してくるとジャストにあった状態がどういう情報なのかもわかるし、親指の太さの変化に一番あわせやすいテーピング方法やインサートテープの貼り方もわかってると思う。

コントロール、回転には親指のフィッティングの調整はとても大切なので、安定しないなと思ったら、一度、しっかりと調整に取り組んでみてもよいと思う。