9/23から3日に渡って、3年ぶりに東海オープンが開催された。予選では男子、女子が同ボックスで投げてて、レーンコンディションの変化も激しく、かなり難しかったのではないかと思う。それでも高スコアの高ゲームばかりで、YoutubeでLive観戦していたのだけど、いい大会だった。
予選から勝ち上がった選手が、準決勝シュートアウト、決勝ラウンドロビン、決勝とマッチゲームで戦っていくルールになっていて、予選からのトータルスコアではない。
そいう意味では、準決勝まで勝ち上がれば、誰にでも優勝のチャンスがある大会になっていて、各選手、気合の入ったゲームが多かった。
女子の見どころ
女子では、2大会連続優勝がかかったアマチュアの近藤選手の投球に注目である。トッププロが苦戦するようなレーンコンディションでもしっかりとラインをあわせてストライクを持ってくる投球は圧巻であった。
また地元の応援を受けて、準決勝に進出した大仲プロにも注目である。今年からラウンドワンに所属になり、準決勝からHI-SPのウェアが着れるとTwitterで喜んでいたが、ここぞというところでストライクを持ってきて気合が入っていた。
そして、坂本かやプロにも大注目である。外目を投げるプロが多い中で、中から高回転でストライクを重ねていく技術は、さすがという内容であった。
女子は、準決勝からの試合でも接戦が多く、10フレ勝負とかになり、見ててもこっちが緊張してくるようなゲーム展開で、見応えがあった。
ロースコア対決になることはほとんどなく、難しいラインをしっかり読んで、ストライクを重ねてくるような好ゲームばかりだった。時間があれば準決勝から見てほしいなと思う。
男子の見どころ
男子では川添プロの気迫のボウリングが、一つの見どころである。ウレタンのボールで外目から投げて勝ち上がってきて、リアクティブのボールに変えてからのライン取りなど、技術の幅でストライクを取ってくるところがトッププロだなと思う。
そして、なんといっても初優勝をねらう高田プロの投球に大注目である。準優勝が2回で、実力的にも間違いなくトッププロであり、本大会も予選からすばらしいゲームを実施していた。
決勝ラウンドロビンでの川添プロとのマッチゲームなどは、とても見応えがあった。
まとめ
今年のボウリングの大会の中で一番、見応えがあった。男子、女子ともに優勝が最後の最後までわからないというハラハラ、ドキドキの展開で、決まったときには、「やった!、よかった!!」と思うような内容だった。
この緊張感の中で、10フレでの投球は本当に素晴らしかった。自分もパーフェクトがかかった投球とか、すごく緊張したことを覚えているが、そんなものよりも、もっともっと緊張するんだと思う。
ボウリングのおもしろさは、このゲームの中で、かなり伝わってくると思うので、決勝の優勝決定戦だけども見てほしいなと思う。