ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングの悩み(季節によって親指の太さが違う)

ボウリングをある程度、本格的やっている人の悩みとして、右手の親指の太さがあるのではないかと思う。左手と比較すると、一回り以上、大きくなってしまう。

ボウリングをはじめて数年は大きくなり続けるという状態で、さらに季節ごとに太さも変わってくるというのが悩みの1つになる。今日は、そんな話を書いてみたい。

ボウリングしていると親指が太くなる理由

ボウリングで安定して投球するためには、サムホールのフィッティングが重要になる。ぴったりと親指の太さにあわせて調整しないと、指が思わぬところで抜けてしまったり、または、サムホールの中で親指で握ってしまうようになってしまう。

つまり、コントロールや、脱力して投げるためには、どうしても、ややキツめの調整になってくる。そうすると、投球を繰り返している内に、親指がサムホールに擦れている状態になるので、恒常的に炎症が発生し、皮が固くなってきたりして、太くなってきてしまうのである。

親指のケガとの関係

ボウリングをはじめて間もないと、親指が擦り切れてくるようなケガだったり、タコができるというような状態が起こることもある。

これは、サムホールの角度や、大きさがあっていないか、投球フォームに問題があることが多い。親指がスムーズに抜けるには、その人の手の大きさや、親指の関節の柔らかさ、そして投球フォームから適切なスパンや、ピッチを見つける必要がある。それは、最初にドリルしたときに必ずしも適切にはならないということでもある。親指も太くなることが多いので、大きさも随時変えていく必要がある。

また、サムホールのフィッティングがあまく、親指が抜けやすい状態だと、サムホールの中で親指の関節を曲げてしまい、親指の背側が擦りむけるなどが起こりやすい。

正しい調整をして、正しいと言われるフォームで投げていれば、最小限の負担ですむ。あとは、どのぐらいのゲーム数を投げるかで負担がかわってくるので、1日に数ゲームの範囲であれば、親指がどんどん太くなるということはないと思う。

親指の太さはいろんな条件で変わる

タイトルにも記載したのだけど、季節によっても違うなと思う。特に夏場は、ややむくみも出て、大きくなる印象がある。

そして、不思議なのが真冬もサムホールがきつく感じる。指が太くなっているというよりは、寒さでサムホールが縮んでいるのではないかと感じる。

ここで、キツイなと思ったら、そのまま投げずに、サムホールを削って、大きくするしかないかなと思っている。前後は、インサートテープで貼ったり剥がしたりして調整できるのだけど、側面がキツイと感じたら、サムソリッドを削っていく。

投球フォームにもよるのだけど、基本的には、サムホールの中で前後に親指を押さえつけているので、側面はある程度、余裕ができても大丈夫と言われている。

まとめ

現在がちょうど夏に向かって暑くなってきていて、ややサムホールのキツさが感じられるようになってきたので、こんな話を書いてみた。

この親指の太さの悩みはボウリング仲間と会話していてもだいたい同じ感想になっている。そして、投げているうちにむくみがとれて、ゆるくなるとか、投げているとどんどんキツくなってくるというのは、ややタイプが分かれる。

投球中は、インサートテープや、親指側のテーピングで調整していくことになるので、イットとかを導入したとしても、微妙な調整は結局、やらないといけない。