ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

JPBAプレイヤーズドリームマッチ2022を見てみた

昨年からはじまった大会であるが、アメリカのPBAっぽく、豪華で派手な演出になってる大会である。プロボウラープロボウラーための大会を企画して実現している大会。

予選が1日目ショートコンディションで、2日目がロングコンディションとなっていて、両方に対応できるトッププロが決勝まで進出するという形になっている。

見どころ

YoutubeのLive配信で見ている限り、自分の投球の参考にするという見方よりは、トッププロの戦い方をみるというような視点かなと思った。

そういう意味では、準決勝ぐらいからが、すごく緊迫した空気の中での投球なので、準決勝の2ゲーム、決勝の1ゲームがまさに見どころだと思う。

準決勝はマッチゲームになっていて、2勝で勝ち抜け、1勝1敗だと、ナインテンの延長戦になるので、その辺も面白い。

最初のゲームで圧勝しても、次のゲームでも勝てるとは限らないところがボウリングの奥深さだなと思う。

トッププロの凄さ

トッププロの戦いで、印象的だったのは、9フレーム、10フレームでストライクを持ってくる粘り強さである。途中でアジャストがうまくいってなくても、9フレでなんとかあわせてきてパンチアウトして勝つというゲームが何試合かあった。

10フレが20点なのか、30点なのかは、最終結果に10点も変わってくるし、9フレもストライクだと、60点プラスになるので、かなり大きい。

マッチゲームでは、10フレをパンチアウトできるかが一つの見どころでもある。トッププロは、ここを持ってくる。

ウレタンボールを使ってるプロが多い

今回もウレタンボールを使っているプロが多かった。特に、高回転のプロが準決勝以上に進んでいたので、準決勝以降は全員ウレタンボールだったように思う。

レーンコンディションが難しいので、変化の少ないウレタンボールを使っているわけだけど、それでもバンバンストライクを持ってくるところが、凄いなと思う。

ラインはプロによって違うけど、回転のかけ方は近い感じで、割と縦回転で投げているように見えた。これは奥のドライゾーンでしっかりとレーンに噛んでブレーキをかけて、ポケットに入射角度をつけてヒットさせるためだと思う。

また、ウレタンのボールもどんどん進化してきているので、ピンアクションもよく、普通にメッセンジャーとかも飛んでいた。

まとめ

アメリカのPBAの大会のような雰囲気での大会で、優勝賞金も300万円だし、プロも気合が入る大会だと思う。

決勝とかライティングが工夫されているんだけど、投げているプロは、投げにくくないのかな?と心配しちゃう暗さであった。ボウリングを見て楽しむということだと、マッチゲームはいいかもねと思った大会でもあった。特に、自分が応援しているプロが準決勝とかに勝ち上がってくると熱くなると思う。