いろんなボールを投げてみて、スピードがあまりない初心者向がハウスコンディションで安定して投げれるボールは?と考えてみると、カバーが弱めのパールの対象コアのボールになるかなと思ったので、その辺の話を書いてみたい。
パールのボールの特徴
手前の行き足がよく、奥のドライゾーンでクイッと曲がるというイメージのラインになる。ハウスコンディションだと手前のオイルが削られているケースもそれなりにあるので、手前でレーンに噛んでしまわないボールの方が、スピードも出るし、余計なパワーロスもなくピンアクションもよい。
結果、球速があまり出ない女性が、一番扱いやすいと感じるボールだと思う。
自分も球速も回転もそこそこであるが、基本的にはパールのボールがあれば、大会やリーグでもある程度のスコアは打てると感じている。
オススメのスペック
カバー素材がパールであっても、カバーが強い、弱いがある。ボールメーカのホームページや、ボールのスペックを見ると、適正コンディションというのが書いてある。
ドライ、ミディアムドライ、ミディアム、ミディアムヘビー、ヘビーなど、オイルの量によって、適したボールがある。
ハウスコンディション(ボウリング場で通常のレーンでひいてあるオイルパターン)で投げている場合、ミディアムドライを中心にその前後ぐらいのボールがよいと思う。
ハウスコンディションはたいてい、オイル量が少ないのと、複数人が投げた後などはドライに近い状態になっているので、この辺りのスペックが一番合う。
その他、コアの形状として、対象コアのボールがよいと思う。これは、ボールの曲がり方がゆるやかになるので、扱いやすいというメリットがあるからになる。
非対称コアのボールでもダメではないが、曲がりがやや鋭いので、ポケットに入ったときに入射角度が出て、ストライクは出やすいが、レーンのオイル状態に変化の影響が大きくなり、アジャストもしっかりやっていく必要がある。
パールのボールで攻めるライン
基本的には、外目のラインをまっすぐドンだと思う。5枚目から10枚目ぐらいのスパットに対してまっすぐに投げて、ドラインゾーンで曲がってポケットヒットするようなライン取りになる。
5枚目〜10枚目(スパットでみると、右から1個目と2個目)は、凸型にひいてあるオイルの段差部分になり、手前はオイルに乗ってしっかり転がってくれて、段差をぬけてドラインゾーンに入ってからゆるやかにポケットに向けて曲がっていき、ポケットヒットする。
外目のラインは基本になるが、手前のオイルがないと10枚目ぐらい、手前のオイルがあれば、5枚目ぐらいと、ボールの曲がりぐあいをみて立ち位置で調整してポケットに入るラインを見つける。
同じラインをカバーの強いボールで投げてしまうと、手前から曲がり始めてしまったり、手前のオイルを剥ぎ取ってしまうので、安定したスコアを打つことが難しくなるので、カバーの弱いパールで攻めるのが一番適しているラインでもある。
まとめ
パールのボールでどのメーカのどのボールがいいか?という話も書いておくと、個人的には、Storm社のR2S、R3Sというカバーを使っているボールがよいと思う。
いろんなボールがあり、有名なところではフィジックスシリーズとかソードブラスターとかがある。Stormのホームページではカバーの種類で検索もできるので、簡単に見つけることができる。あとは、色とか値段とかで最終的には決めるということでよいかなと思う。
マイボールを作りたいと思っていたり、スコアが打てるボールを探している人は参考にしてもらえればと思う。