ボウリングのボールで最終的に一番重要なのは、コアなのかなと思い始めている。一般にボールの特性は、カバーの素材が大きいが、時間が経ってくるとそうでもなくなってくるという話を書いてみたいと思う。
ボールの特性
ボールの特性は、以下で決まる。
- カバーの素材
- コアの形状
- ドリルレイアウト
細かく言うと、ボール内部の構造や内部の素材も影響しているが、曲がりという点は、上記の3つになると思う。
上のものほど影響が大きいし、組み合わせでも特性はだいぶ変わってくるという印象がある。
対象コアのボールは使いやすい
大会とかで投げていて思うのは、レーンのオイルコンディションをなるべく早く掴んでポケットにボールを集めたいと思ったときに、一番、重宝するのが、対象コアのボールになる。
曲がりがゆるやか(まるい)ので、ドライゾーンで反応が強すぎることなく、ボールの曲がりぐあいが読みやすいというのが一番の理由になる。加えて、外ミス、内ミスをしても大きく変化はしないので、ポケットに集まりやすい。
そんなわけで安定してポケットヒットしてスコアをまとめる上では対象コアのボールが一番使いやすいと思う。
特に大会は、オイルメンテナンスしたばかりのレーンで投げ始めることがほとんどなので、ドライゾーンでキレすぎないボールがよい。
ボールの劣化とコアの関係
ボールは長いこと使っていると弱ってくる。レーンキャッチが弱くなり、曲がりが大きくでなくなるということである。つまり、カバーの影響は劣化とともになくなっていく。
そうなってしまっても、コアの力は衰えないので、長い期間使えるかというのは、実際、コアの性能だけが重要になってくると感じている。
対象コアのボールでもいろいろな特性があり、手前がよく転がるボールや、奥でのキレを重視したものなどいろいろある。
ボールメーカのホームページやプロの評価などいろいろ見ていると、自分が好きな走りや曲がりのボールは、どのコアのボールがあっているのかがわかるようになってくる。
新しいボールを購入して、すごい曲るし、よく走ると感じても、アマチュアはそんなに頻繁にボールを買い換えることもできないので、長い期間使ってみて、使い続けられたボールのコアのスペックや特性をみて、それに近いボールを次も購入するというのも手だと思う。
まとめ
自分は対象コア、非対象コアといろいろ使ってきていて、レーンのオイルが少し伸びてしまっているようなレーンだと、非対象コアを使うこともある。また、フレッシュなレーンでも非対象コアがダメなわけでもない。どちらが幅があって投げやすいと感じるかという話である。
また、ソリッドのボールで対象コアのボールが現在持ってないのだけど、これは最初から対象コアを用意した方がよかったと反省している。非対称コアのソリッドのボールは、レーンによく噛むし、曲がりもある程度でるように設計されていて、ちょっとと変化で大きく動いてしまうので、オイリーなレーンでないと使いにくいというのが理由になる。
ハウスコンディションだったら、対象コアのソリッドならまだ使えるのではにかと思っている。