ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ゲーム数に応じたボール変更

ボウリング練習していると自分でラインのオイルを削ってしまうので、ゲーム数を重ねていくと、どんどん内に入ってオイルを使って投げることになる。そのときにどんなボールに変更してあわせていけばいいのかという話を書いてみたい。

基本的な戦略

レーンメンテナス直後は、比較的オイル量もあって、ドライゾーンもクリーニングされているので、どんなボールを使ってもだいたいアジャストできる。

基本的な考え方だと、オイル量があるので、ある程度カバーの強いボールを選択することが多い。ソリッドのボールでアーク状にゆるやかに曲げてポケットをつけるラインで投げる等になる。

その後、ゲーム数を重ねると、おおよそ1ゲームで1枚ぐらい内に寄っていく感じになる。これは、ボールの動きをみて奥の曲がりが弱くなったなと思ったら内に寄るタイミングになる。曲がりが足りないから外に立ち位置を変えればよいと思いがちであるが、手前のオイルが削られてボールのパワーロスが起こって、曲がりが弱くなっているので、その場合は、内に入ってオイルを使って手前を走らせる必要がある。

5ゲームぐらいやると、それなりに内に入っているので、入射角度が足りない感じになってくる。そうすると、次はパールのボールの出番になる。自分的には、カバー弱めで曲がりが強い対象コアのボールを選択する。パールのボールは、手前が走って奥でキレのある曲がりをしてくれるので、立ち位置は変えず、ねらうスパットを調整してストライクのラインを見つける。ここで、パールのボールの方がオイルが薄くてもスキッドするから右に立ち位置を戻すということも考えられなくはない。ただ、オイルがあるラインを投げた方がボールに勢いがつくので、基本的には、立ち位置は、ソリッドで最後に投げていたオイルのあるところから変えない方がよい。

さらに5ゲームぐらいやると、また3,4枚内に入っている状態になり、かなり入射角度が厳しくなってくる。自分だと、このタイミングで立ち位置は、25枚目〜27枚目ぐらいになっている。

今度は、非対称コアのパールのボールに変更する。非対称コアだと、ドライゾーンで急激にコアが起き上がってくるので、しっかりオイルを使って投げていれば、ドライゾーンで対象コアのパールのボールよりも鋭角に曲がり、入射角度をつけることができる。

まとめ

ボウリングの練習で、ゲーム数を10ゲーム以上やる場合の基本的なボール変更の考え方について書いてみた。まとめると、ソリッド→対象コアのパール→非対称コアのパールとなる。

その他の調整として、ボールのスピードを少し落として、曲がりを大きくするとか、縦回転強めで投げるとか、いくつかのアジャスト方法があるとは思うが、基本的にはボールを変えてあわせた方が、スコアはでる。球速があった方がピンアクションもよいし、回転軸を変える等をすると、投球の安定性が少し悪くなってしまうためになる。