ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

投球スタイルと出し戻しの幅

本日のボウリング練習は、引き続き、対象コアのソリッドのボールの練習を前半にしてきた。絞って投げる投球も試してみて、投球スタイルにあった出し幅があるのだなと気づいたことがあるので、そんな話を書いてみたい。

対象コアのソリッドのボールでの練習

昨日の反省から、オイルのあるところをスキッドさせようと思い、最初のゲームから結構、インサイドに立って、狙うスパットも10枚目よりも内ぐらいで投げ始めた。ストライクは、まばらに出る感じで、ちょっとの投球のブレで、影響がでてしまうような状態に感じた。

ドリルレイアウトがキレるようにしているためなのか、バックエンドの曲がりが強くでて厚めに行ってしまうことが多かった。少し外まで出すと戻りが足りず、薄めとかもあり、幅を感じることができない状態だった。

その後、もっと内に入って(28枚目ぐらいの立ち位置で)オイルを使いつつ、レーンの幅を狭くして絞ったラインでも投球してみた。すると、ポケット前でクイッと曲がり、いい感じのストライクになった。このゲームで、やっと200アップできた。やっぱりカバーが強いこともあり、オイルをしっかり使ってあげるラインだと、左右で1枚ぐらいの幅があるように感じることができた。

ボールの出し幅による調整

立ち位置28枚目ぐらいから絞って投げると、オイルも使えてしっかりスキッドして、ストライクなのだけど、ねらうスパットを2枚以上外にして出すと、自分の球質(回転)だと、ポケットまで戻ってこない。

外に出して戻せるように、立ち位置を外に戻して投げると、中盤でオイルのないところ通過してしまい、パワーロスして曲がりが不安定になってしまう。

つまり、ハウスコンディションで凸型にひいてあるオイルの長い部分を通過するように、このボールを投げようと思うと、自分の球質(回転と速度)だと、絞って投げるしかなさそうという結論になる。

もしくは、手前にオイル量が多い、もしくはオイルが長いコンディションであれば、もう少し外から投げられるだろうということになる。

結局、5ゲーム投げてアベレージだと180程度でこのボールの練習は終了した。

その後のゲーム状況

後半はカバーの弱いパールのボールに変更して投げてみた。立ち位置は17枚目ぐらいなので、ソリッドのボールと比較すると10枚ぐらい外から投げるラインがちょうどよかった。

フッキングポイントも外にしているので、単純な比較にはならないけど、ボールの特性が違うと、ジャストストライクになるラインはかなり違う。

オイルの薄いところもスイスイと走っていき、ドライゾーンでしっかり曲がって入射角度もついてポケットヒットする。パールのボールだと、5thまでストライクも繋がり、5ゲームやってアベレージで200以上だった。

まとめ

最近は、まっすぐ板目に沿って投げることは少なく、外から投げていてもちょい出しぐらいで投げている。出すスタイルの投球フォームと、まっすぐに投げるフォームが若干違ってしまうので、出す方に統一して練習している感じになる。

使うボールの特性によって、どの程度出した方がストライクになりやすいかが違うというのが、実感できて、奥が深くて面白いなと感じた。

ちなみに、パールのボールだと、若干スピードを抑えて投げることで、インサイドから外に振って投げてもそこそこのスコアは出せると思う。パールのボールの方がキレがあるので、速度を落としつつもオイルの上でスキッドさせることで、出し戻しもできる。

一方でソリッドのボールは、自分の球質(回転数)だと、速度を落としてもゆるやかにしか曲がらないので、戻しきれないという違いがでる。