ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

手前が削られてしまったレーンで外目を投げる

4,5ゲーム投げていると、レーンの手前のボールが着床するところ付近のオイルがだいぶ削られてしまう。そうすると、着床と同時にボールがレーンに噛んでしまい、ボールの勢いが失われ、結果、ドライゾーンでの曲がりもゆるくなってしまう。そうすると、なかなかストライクが出せないので、通常はオイルのある内に立ち位置を変更し、ねらうスパッとも左にずらす。本日は、外目に立ち位置をとって、まっすぐ、スピードを入れて投げるというのをやってみて、割と感触がよかったので、その辺の話を書いてみる。

手前が削られてきたときに外を投げるメリット

外から投げるというのは、立ち位置だと8枚目ぐらいに立つ感じになる。スパットは5枚目付近をまっすぐ狙う。

外を投げるメリット1

外のラインでも1,2ゲームを投げれば、手前のオイルは削られてしまうのだけど、板目にそってまっすぐに投げるだけなので、割とスピードが入れやすい。自分だと、出し戻しのラインと比較すると、2〜3km/hの球速がアップする。カバーの弱いボールでスピードを入れて投げると、手前のオイルのないところをものともせずに直進してくれるので、オイルの切れ目からじわじわと曲がり始めて、ポケット付近で食い込むようなボールを投げることができる。

結果、ストライク率も回復してきて、安定したスコアを打つことができる。

ポイントをスピードになる。また、もうひとつポイントをあげるとしたら、縦回転強めで投げるということもある。縦回転だと、ドライゾーンでの曲がり幅が少なく、かつ、ドライゾーンに入ってからしっかり曲がる(レーンによく噛む)ので、じわじわとした曲がりを作り出すことができる。

外を投げるメリット2

奥のオイルが伸びてしまったときにも有効なライン取りになる。出し戻しのラインだと、ボールが奥に進んでしまい、刺さってしまうようになる。カバーの強いボールにして曲がりを出そうとすると、今度は、手前のオイルに反応してしまって、早めに曲がってしまったりして、うまくあわせることができないことがある。

そんなときは、外から投げると、オイルの段差があるので、伸びているところより手前からゆるやかに曲がりはじめるので、結果、伸びてしまったところを通過することなく、ポケットをつくことができる。

外から投げるときのアジャスト

外から投げているときに10ピンが飛ばないということがよくあるようにも思う。これはボールが進みすぎてしまっていることが多くの原因なので、立ち位置と狙うスパッとを平行に外、もしくは内に変更して、アジャストする。どっちの方向が適切なのかは、状況で判断になる。

外に移動すれば、早めにオイルの切れ目にボールがぶつかるので曲がり出しが早くなり、ポケットへの入射角度がでる。

内に移動した場合には、オイルを多くつかってボールをスキッドさせることができるので、ドライゾーンでの曲がりが鋭くなり、やっぱり入射角度がでる。

どちらがいいかは、ボールのスピードによっても違うので、自分の球速で最終的には判断する必要があると思う。

まとめ

高回転のボールを投げることは難しいので、やっぱり、外から攻めるラインを練習して、スコアメイクする技術を身につけるというのが、アマチュアボウラーはやった方がいいようにも思う。ボール選択と、スピードと回転軸のコントロールの組み合わせで、外からのラインだけでもほぼあらゆるレーンに対応できると思う。