数ヶ月ぶりに新しいボールを使ってボウリングしてきた。やっぱりよく曲がる。使っていく内にどんどん曲がらなくなってくるので、つい忘れてしまうが、新しいボールの曲がり方と比較すると、かなり違う。
本日は、オイル抜きしたばかりのボールも使ってみたので、さて、どれぐらい違うものなのかというのを書いてみたい。
ニューボールの曲がり
3,4ヶ月使いこんだボールと比較すると、立ち位置で、5枚〜7枚ぐらいの差がある。これは通常のアジャストでの調整範囲がせいぜい2〜3枚なので、かなり大きい差になる。いつもの立ち位置から投げると裏までいってしまうので、えいっと5枚ぐらい左に寄って投げて、その後、1,2枚、さらに左に寄って、やっとポケットのラインになった。
曲がりの面では、特に、ドライゾーンに入ってからの曲がり方がえぐいなと思う。敏感にレーンに反応してぐいぐいと曲がってくる。オイルのあるところは適度にスキッドしてくれるので、サンディングしたボールともまた違う動きで、スーッと走って、クイッとキレのある曲がりがでる。これがニューボールの特徴になる。
ボール表面にオイルの吸着をよくする添加剤が入っていることと、表面加工のデコボコもフレッシュという2つの理由で、とにかくよく曲がる。
自分だと、外まっすぐに投げたいのだけど、ニューボールだと、無理で、かなりインサイドに入って、奥まで出すようなラインになる。普段、あまり投げないラインなので、慣れず、スコアがあまり出せないという状態になる。
せっかくのニューボールなのに残念な感じである。
オイル抜きをしたボールの曲がり
3,4ヶ月使いこんだボールと比較すると、立ち位置で、2〜3枚ぐらいの差であった。オイル抜きをすると、やっぱりドライゾーンに入ってからすぐ反応してくれる気がする。オイルの吸収が弱くなったボールは、奥が伸びているような動きになるだけど、それがすっかりなくなる。
通常のアジャスト範囲の立ち位置の一番内側にくる感じで、あまり違和感なく投げることができた。
オイル抜きは、やるたびに性能が落ちていくので、次にやってもたぶん、立ち位置で1〜2枚の差ぐらいになってしまうと思う。
その後は、コアの性能次第で、曲がりが残るか、すっかりストライクがでなそうなボールになるかである。ボールの特性によっても違うが、オイルを吸ったボールよりはマシという状態なので、やむを得ず、オイル抜きをやっている。
まとめ
プロなんかは、大会でほぼニューボールの性能を維持した状態のボールを投げていると思う。鋭く曲がってくれるので、ラインをしっかりあわせられば、ストライク率も高い。
アマチュアはそんなに頻繁にボールを買い換えられないと思うので、このフレッシュな時期(たぶん1ヶ月ぐらい)に、どれだけ高スコアを出すかの勝負という側面もある。
今回のボールはハイブリッドで表面もやや強めなので、自分の想定以上に曲がっているが、あと、1,2回練習して、そのボールにあったラインで投げられるように、練習したいと思う。