ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

対象コアのソリッドのボールは使い勝手がよい

本日のボウリング練習では、カバーが中間ぐらいの対象コアのソリッドのボールを投げてきた。中間といっても、自分のボールラインナップでは、弱めを中心にしているので、比較すると、結構、強めに位置するボールになる。

ゲームの中盤ぐらいから使い始めたのだけど、とても使い勝手がよかったので、そんな話を書いてみたい。

対象コアのソリッドのボールの使い道

ソリッドのボールは、非対称コアのボールが多いように思う。なかなか対象コアのボールが発売されない印象がある。もともとソリッドのボールは、レーンによく噛むので、じわじわとアーク状に曲がるという特徴がある。そんな特性なので、非対称コアにして、曲がりを鋭くするという意図があるんだと思う。

一方で対象コアだと曲がりがゆるくてストライクが出づらいとかあるのかと言えば、特にそんなことはないと思う。曲がりの特性を理解して、フッキングポイントをしっかりあわせていけば、ストライク率も別に低いという印象はない。

対象コアのボールのよいところは、ボールがゆるやかにアーク状に曲がるので、オイルの段差での反応も強くなく、だいたい想像どおりの曲がり方をするので、コントロールしやすいことだと思う。

収まりやすいという表現がよく使われるのだけど、立ち位置を変えたり、フッキングポイントを変えても、とにかくポケットにボールが集まりやすい。

つまり、結構、万能に使えるボールになる。その中でも特徴としては、オイルの段差が少ない難しいレーンコンディションで、特に威力を発揮すると言われている。

本日のゲームでの使い所

最初に、カバーの弱いパールのボールで外からせめていて、割とよいスコアが出たのだけど、4ゲーム目ぐらいからややキャリーダウンして、曲がりが足りない状況になってきた。

そこで、奥での曲がりを出すために、強めのソリッドのボールの出番となった。このボールは、本来は2000番のサンディング仕上げなのだけど、ハウスコンディションだと、手前で捕まってしまうことが多いし、外目を投げづらかったので、ポリッシュしている。

パールのボールで投げていたラインから立ち位置2枚程度、内にして、同じフッキングポイントまで出して投げ始めた。

ポリッシュしているので、手前がしっかり走って、フッキングポイントまで出ていく。そして、カバーが強いので、多少のキャリーダウンは関係なく、しっかり曲がってきて、ストライクを多く出すことができた。

その後、手前の削れを感じてきたタイミングで、立ち位置を5枚ぐらい内に変更し、25枚目ぐらいから、15枚目ぐらいのスパットを通すというラインに変更した。手前も中盤もオイルがしっかりあるラインになるのだけど、このライン取りでも、カバーが強いので、じわじわっと曲がりつつ、ドライゾーンでしっかり戻ってきてストライクになる。

オイルの乗っているので、パワーロスも最小限で、薄めのピンアクションもよい。

しばらく投げていると、このラインもキャリーダウンが感じられてきたので、手前から転がしつつ、フッキングポイントを外にすると、ゆるやかに大きく曲がって戻ってくる軌道で、ストライクを出すラインを見つけることができた。

まとめ

結局のところ、どこのラインからでも攻められるというとても使い勝手がよいボールということになる。ポイントは、カバーの強さが中間ぐらいということと、対象コアということになる。こういうボールは、困ったときには、これという感じで、とても便利に使うことができると思う。自分の球速や、回転数に応じて、ポリッシュしたり細かめにサンディングしたりして、自分にあわせて加工しておけば、重宝すると思う。

カバーの強さが中間から弱めのソリッドの対象コアのボールを見つけたら、ぜひ、購入を検討してみてほしいと思う。

それと、カバーがある程度強いため、レーンが荒れていてもボールの軌道は安定するという特徴もある。パールの弱めのカバーだと、どうしてもボールが反応してしまうのだけど、ソリッドのボールは安定性も高い。キレが少ないので、鋭く食い込むようなストライクというよりは、ジャストポケットでしっかりピンを倒すというスタイルのボウリングになるが、コントロールを身につける上でもこういうボールで練習した方が上手になるのではないかとも思う。