ボウリングのすすめ

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内に入る立ち位置のアジャスト

本日のボウリング練習では、オイル量が少し多めに感じたので、ソリッドのボールで練習した。その際に、どのぐらいのタイミングで、どの程度、立ち位置のアジャストが必要になるのかというのをボールの動きを見ながら意識してやってみたので、そんな話を書いてみたい。

内に入る立ち位置のアジャスト

今回、テーマにしているアジャストは、ストライクのラインが見つかったあとに、レーンの手前のオイルの削れ具合に応じて、立ち位置を内に変更していくという話になる。

本日のストライクのラインとしては、最初見つけたラインが立ち位置で17枚目で、フッキングポイントが10枚目になる。1ゲーム目の5フレームぐらいでここなのねということがわかって、そこから6連続ストライクで234からのスタートになった。

その後、同じラインに投げ続けていていると、奥での曲がりが強くなり、やや厚めに行きはじめた。ボールの動きを観察していると、レーンの中盤ぐらいのオイルが削れて、レーンに噛み始めてフッキングポイントまでできる前に曲がり始めているように見えた。

こういうときは、立ち位置を内に変更して、レーンの中盤もオイルがしっかりあるところを通すというアジャストになる。

1枚入って投げてみると、スキッドがよくなるもまだ厚いという印象だったので、さらにもう1枚入って投げてジャストになった。そんなこんなでボールの様子を観察しながら5ゲームままで内に入る調整をして投げて、5ゲーム目も235だったので、ストライク率は60%ぐらいだったのではないかと思う。

5ゲームで、どのぐらい立ち位置内に変更したかというと、5ゲーム目が、23枚目に立っていたので、最初に立ち位置からみると5枚内に入ったということになる。平均すれば、1ゲームに1枚づつ内に移動していたことになる。ちなみに、ねらうフッキングポイントは変えないで投げていたが、実際に曲がり始めていたのは、内に入った場合の方が手前で曲がっていたと思う。

その後のボール変更とアジャスト

6ゲーム目から、弱めのパールで外に立ち位置を戻して、投げたら手前がスキッドして曲がりがでるかなと思って投げてみた。ストライクのラインとしては、カバーの弱さもあるので、20枚目ぐらいがポケットに行くラインになった。

ただ、オイル量が多くて、ボールがオイルの上を滑っているような感じで、ドライゾーンでのレーンへの摩擦も足りない感じで入射角度がでないので、早々にカバーのやや強いハイブリッドのボールにチェンジした。

ハイブリッドのボールは、最初に投げていたボールと、パールのボールの中間ぐらいなので、まっすぐ目に投げて凸型のオイルの段々に沿って手前からじわじわと曲げる作戦でストライクのラインを探してみた。16枚目ぐらいがちょうどよさそうで、アジャストできたと思ったら、1ゲームで中盤が削れて曲がりすぎる状況になった。

立ち位置をさらに内に変更してまっすぐ投げても、曲がってしまうので、今度は、16枚目の立ち位置を戻して、ちょい出しで14枚目ぐらいのスパットを通過するように投げると、ちょうどよくスキッドして曲がりがでたので、そこで投げて、212が出たところで、本日の練習は終了した。最初に投げていたソリッドのボールで手前や中盤もややオイルが削れているのだけど、ハイブリッドのボールだと、それほどレーンに噛まないので、必要最低限のスキッドはしてくれて、ドライゾーンまで持っていくことができたということになるかと思う。

まとめ

立ち位置を内に変更していく場合、どのぐらいのゲーム数で何枚ぐらいなの?という疑問の目安として、何かの参考になればと思う。レーンのオイル量や、使っているボールの強さによって変わってしまうものではあるけど、1ゲームで1枚ぐらいが一つの目安かなと思う。

また、後半のハイブリッドのボールのアジャストのように、立ち位置を固定してねらうスパットを変えてアジャストすることもある。これ以上、内に入っても入射角度がでないとか、キャリーダウンがあるというような場合は、凸型にひいてある段々の手前のオイルのないところにどこでボールを出すかで、必要なポケットへの入射角度を出すことができる。

これらの前提は、手前にオイルがあって、ボールがスキッドしていることが必須になるので、そこは注意してもらえればと思う。