ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

外目のラインで投げる

MKチャリティカップを見ていて、女子プロは、外目のラインをまっすぐに投げている人が多いなと改めて思った。特に後半になってかなり手前も削られているはずなのに、外目を投げ続けてちゃんとスコアを出している。

これは自分も外目のラインでもう少し投げれるはずなんじゃないかと思い、練習で投げてみたのでそんな話を書いてみたい。

外目のライン

スパットの5枚目から10枚目をまっすぐに投げるラインになる。奥のドライゾーンで曲がってポケットに入る。自分のような回転も速度も中途半端なボウラーはこのラインの方がしっかりと曲がりもでるので、はまれば、ストライクは量産できる可能性が高い。

パールのカバーが弱めのボールで手前を走らせて、奥で曲げるというスタイルが王道になると思う。一方で、10枚目から15枚目ぐらいを使うと、オイルに乗って滑ってくれるので、ソリッドのカバーがある程度強いボールでも投げることができる。

外目のラインの投球方法

基本としてはスピードを入れて縦回転多めで投げるということになる。スピードは無理に入れるというよりは、スイングラインがまっすぐになるので、余計なリストアクションをしなければ、自然に縦回転多めでスピードもつくというイメージになる。

スピードがないと、曲がりすぎてしまうこともあるので、その場合は、少し外に向けてちょい出しで投げるということもやる。または、立ち位置、スパットともに左に移動してオイルを多く使ってまっすぐに投げる。

この辺の加減は、使っているボール、レーンコンディションによるが、外に向けるにしてもほんとちょっと1枚ぐらいスパットのねらい位置を右にする程度になる。

本日の練習

1.ソリッドのボールの場合

5枚目をまっすぐのラインだと、曲がりすぎるという状況だった。通常であれば、立ち位置を内に移動してフッキングポイントまでボールを出していくようにアジャストするのだけど、今日は、外目を投げる練習なので、そのままの立ち位置でボールを少しだけ右に出すということでアジャストしてみた。

手前で出しすぎるとロールアウトしてしまったので、ほんの少しだけ右に出すことでポケットをつくラインを見つけることができた。一方で幅はかなり狭くて内ミスすると裏までボールがいってしまうし、外ミスはロールアウトになる。

次に立ち位置を内に変更して、10〜12枚目ぐらいをまっすぐのラインを投げてみた。この辺になると、オイルが途中にあるので、奥までボールが進み、ボールがちょっと曲がってポケットに入るというラインを見つけることができた。ボールはまっすぐに投げているので、曲がり幅をみて立ち位置とスパットを平行移動して探す感じなる。

このラインは比較的幅を感じることもできて、かつまっすぐに投げているのでスピードも入ってピンアクションもよく、本日のハイゲーム235を出すことができた。

2.パールのボールの場合

5枚めをまっすぐだと手前がしっかり走ってくれる分、奥の曲がりが強く、曲がりすぎるという状況であった。10枚目まっすぐでも状況は変わらず、まっすぐ目のラインだとアジャストできそうもなかった。

少しだけ外に向けても、5枚目、10枚目と立ち位置を変えて投げてみて、どちらもフッキングポイントまで出せれば、ポケットはつける。ストライク率が高そうなラインとしては、7枚目ぐらいの立ち位置でスパット5枚ぐらいを通すラインだった。このラインだと、内ミスも外ミスも左右1枚ぐらいある感じだったので、レーン状態でみると、この辺がオススメのラインだったと思う。

少し外を向けているので、コントロールの精度がもう一歩でストライクが続かず、スコアは203止まりとなった。

まとめ

ここ最近は、外を使うと曲がりすぎるという印象があって、内に入って、外に出し戻しをしていることが多かった。一方で、スピードを入れづらいのと、レーンのオイルの変化に敏感な印象があって、なかなかスコアを伸ばすことができていなかった。

女子プロの投球をみていて、やっぱりストローカーは外目のラインを使いこなせるようにした方が安定したスコアが打てるなと思って、練習しようと思い立った。

自分の投球スタイルとしては、外目の方があっているのは間違いないので、しばらく、外目でしっかり打てる練習をしていこうと思う。