ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

デルタRG値の低いボールを投げる

本日のボウリング練習は、とても遅く感じるレーンだった。久しぶりに曲がらないボールを投げてみようと思って、ロッカーから⊿ RG値の低いボールも持ってきて投げてみた。比較的安定したスコアが打てたので、曲がらないボールの特徴など書いてみたいと思う。

デルタRG値の低いボール

通常は、よく曲がるボールがほしいと思うものだと思う。スペックで見ると⊿ RG値が0.05前後が多い。一方で、あまり強く曲がらないボールが活躍するときもある。今日がそんな日だった。

具体的にはオイル量が少なめとか、オイルの長さが短いショートコンディションのときになる。⊿ RG値だけの問題ではないが、一般によく曲がるボールは、手前でボールがレーンに噛んでドライゾーンでキレて大きく曲がってくる。オイル量が少ないとライン取りが難しく幅が狭く感じる。

そんなときは、⊿ RG値の低いボールの出番になる。本日使ったボールは、パールのボールでかつ⊿ RG値が0.028、そして対称コアというスペックのボールになる。

こういうボールだと、手前も走るし奥のドライゾーンでもキレすぎることがなく、ゆるやかに曲がってポケットへの収まりがよい。少しあまくなると10ピンが残りやすいということもあるが、逆に厚めもこらえてくれるので、投げやすく感じた。

本日のレーンの状況と投球ライン

最初に結構、強めのボールでオイルのある中央を使って出し戻しをしていたのだけど、幅の狭さを感じて、ちょっとのミスでスプリットになってしまうような状況だった。

まわりで投げているマイボウラーも遅いということをつぶやいていた。確かにボールにオイルが付着してくる量も少ないし、外はカラカラな感じもした。

それではということで、⊿ RG値の低いボールを外からまっすぐ目に投げてみた。いい感じにストライクになるも、ちょっとスピードを落とすと、このボールでも曲がりすぎるという状態で、感覚としては、オイルの長さが短いと感じた。コンディション的には42フィートのはずなのだけど、凸型にひいてある段々のところのオイル量が少ないために、短く感じたのだと思う。

⊿ RG値の低いボールで出し戻しできるのかな?と思いつつも、立ち位置を5枚ぐらい内に入って、ちょい出しで投げてみた。すると、ドライゾーンでしっかり返ってきて、幅のあるラインが見つかった。

ちなみに、最初に投げていた強めのボールの立ち位置からは、5枚程度外になっている。⊿ RG値が低いけど、手前で失速しない分、ドライゾーンまでエネルギーが保持されていて、しっかり曲がりがでている。

最初に投げていたボールの⊿ RG値が0.048で対称コアなのだけど、曲がり幅的にはあまり変わらない印象になる。

まとめ

⊿ RG値の低いボールでのハイゲームが247で、200アップ率も7割ぐらいだったので、かなり安定したボウリングができたと思う。

それと、もともとオイル量が少ないところをカバーの弱いパールのボールで投げていたので、投げ込んでもほとんどライン変更が不要だった。ある程度強いボールだとオイルを剥ぎ取ってしまうが、それがないので、安定したスコアが出せたと思う。

そしてスプリットが少ないというメリットもある。刺さることもないし、曲がりすぎて厚めになることも少ないためになる。⊿ RG値が低いボールもレーンコンディションによっては、よいボールなので、ラインナップに一つは持っていた方がよいと思う。