ボウリングのすすめ

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苦手なオイルパターンの克服?

先日のリーグで、自分が苦手としているオイルが少ないコンディションで投球してきた。事前対策で検討したとおり、カバーの弱いボールでショートコンディションだと思って投げる作戦である。結果、いままでよりもよいスコアが出せたので、対応内容を書いてみたい。

レーンコンディションと攻め方

レーンコンディションは、42フィートとあるが、中央のオイルの厚いところが30フィートしかなく、かつオイル量も少ない。普通に投げると曲がりすぎるか、手前で失速して曲がらないという状態になる。

今回選択したボールは、自分が持っているボールの中で、たぶん、一番、弱いボールになる。ミディアムからドライレーン用のハイブリッドの対称コアのボールで、デルタRG値も低いボールになる。

攻めるラインとしては、とにかくフッキングポイントを外にするという対策になる。これは、ショートコンディションのセオリーの攻め方で、外で、くいっと曲げて、あとは、まっすぐにポケットに進むようなボールの動きになる。

ゲーム状況

3ゲーム投げて、すべて200アップ、アベレージ213でハイゲームは220という結果だった。苦手としていたコンディションなので、かなり満足できるスコアになる。

立ち位置は、13枚目ぐらいで、そこから割とスピードを入れて、5枚ぐらいでフッキングささるラインで投げていた。もともとオイルが少ないし、カバーの弱いボールを使っていることもあり、立ち位置の変更は、ほとんどしないで3ゲームを投げ切った。

2ゲーム目の後半ぐらいからややキャリーダウンの影響が出てきたのだけど、スピードを少し弱めたりしてアジャストすることができた。

やっぱり、このレーンは、外にフッキングを持ってきた方が攻めやすいというのが感想になる。過去に、内から外に振って攻めているときには、ボールの曲がり方が安定せずに、スプリットになることも多かったのだけど、外から幅を使わずに投げている分には、動きのバラツキもほとんど感じず、球速が一定であれば、ストライクになるという感じだった。

まとめ

オイル量が少ないときは、やっぱり、それにあったボールで対応しないと難しいということなんだとも思う。まわりで投げている人を見ても、ボールがあっていない人が多く、その場合、手前で失速するか、奥で曲がりすぎるという状態で苦労していた。

一方で、女性で回転数が多くなく、スピードもそこそこという人は、いい感じに安定して曲がりが出て、ストライク率が高いという状態にもなっていた。そういう意味では、初心者向けレーンということも言えるのだけど、ロングコンディションを中心に投げているマイボウラーにとっては、かなり難しいレーンになる。